【国際教育部】Brigidine Collegeとのオンライン交流 2021年活動報告
更新日時:2021年12月18日
【国際教育部】Brigidine Collegeとのオンライン交流 2021年活動報告
コロナ禍で昨年度から始めたBrigidine Collegeとのオンライン交流ですが、今年は両校で有志生徒によるクラブを創設し、交流を続けてきました。(前回の記事)大妻多摩ではKSFC(KOTAKA Sisters Friendship Club)として高校2年生22名が参加し、Brigidine CollegeではIitomo Sisters Club としてYear10~12の生徒14名が参加しました。コロナウイルス感染拡大に伴うブリスベンでのロックダウンにより、新たな試みとして予定していたBrigidine Collegeの授業見学がキャンセルになるということもありましたが、今年は年間を通して計7回のオンライン交流を行いました。初回の自己紹介から始まり、パソコンを持ち歩いて校舎内を互いに映し合いながらの学校紹介、両校対抗しりとりゲームやPictionaryゲームなど様々な取り組みをしてきました。また、生きた外国語を学ぶために毎回、英語のみを話す時間と日本語のみを話す時間をとりながら、様々なトピックについて意見交換をしてきました。生徒同士、両国での学校生活の違いに驚きの声が上がったり、個人の趣味や物事に対する考え方を伝えあう中で互いに感化されることも少なくなかったように思います。
今年は、通常のオンライン交流以外にも以下のような取り組みも行いました。
Iitomo Sisters Clubのメンバーが、本校生徒との交流を題材にした短編のドキュメンタリー映画を製作し、CAN FILM FESTIVALという映画コンテスト(第2外国語を学ぶ生徒により作成された映画が対象)に出品しました。当初10月であった出品締切が来年の3月まで延期されたため、コンテストの結果が出た後に、本校HPにてドキュメンタリー映画のご紹介をする予定です。
また、8月からは両校の生徒同士が1対1のパートナーをつくり、メールのやり取りを行うEpalプログラムも始めました。9月にKSFCメンバーの1人が自主的に感想を寄せてくれました。その感想を以下にご紹介します。
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Epalはとても楽しいです。
私たちは、自分の趣味や好きな映画、最近流行っている音楽、学校生活についてなどを教えあったりしています。お互いの国でコロナが今どういう状況かというのも話しました。
その他には、お互い学んでいる言語について分からないことを質問したりしています。お互いに、「言語について分からないことがあったらなんでも質問してね!」と言い合っているので、何でも質問しやすいです。
例えば、この間は私が英語の問題集で分からなかった問題を解説してくれたんです!英語の問題集をネイティブの方に教えて頂いたのは初めてなので嬉しかったです。こういう風に、お互いに力を貸しあって、お互いがそれぞれの語学力を向上させるという関係になれた事が本当に嬉しいですし、我ながら言語が持つ力はすごいなと感じています。
このように、遠く離れた場所に住む同年代の学生さんと1対1でお話しできる機会というのは、このコロナ禍ではなかなかないと思うので、この機会を大切にしたいです。
これからもEpalを楽しみ、さらにもっとエイミーとの仲を深められたらいいなと思っています。
私達は今、歴史的にもみても大きな転換点となる時代を生きています。新たな変異株も次々に現れ、先の見えない大変な時代ではありますが、そのような中でも「コロナ禍だからできる」新たなチャレンジに自ら取り組んできた生徒の皆さんには、ぜひこの挑戦を自分の強みの1つにしながら、新たな未来へと進んでいって欲しいと願っています。
国境を越えての渡航が正常に戻るまでは、両校でのオンラインでの交流を続けていく予定です。来年は新たな学年を対象に本交流を進めていきたいと考えています。
2021年度 Brigidine Collegeオンライン交流のための有志クラブ、始動しました!
Brigidine Collegeオンライン交流のための有志クラブKSFC(KOTAKA Sisters Friendship Club)が活動を開始しました。第1回目を5/11、第2回目を5/25の放課後、各回50分程度行いました。
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Brigidine College
オンライン交流介
5月11日会話
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Brigidine College
オンライン交流会
5月24日校舎案内1
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Brigidine College
オンライン交流介
5月25日校舎案内2
2021年度 プレ・エンパワメント・プログラム(中2)
6月14日~16日に「プレ・エンパワメント・プログラム」を実施しました。本来は、昨年10月に予定されていた「中学1年生対象」のプログラムでした。年度が代わり、中学2年生となりましたが、ようやく実施できました。2年生は180名を超える大きな学年のため、集まった留学生たちの数も多く35名。これにファシリテイターの先生とスタッフの方も加わり、控室は日本とは思われないムードでした。
2021年度 文部科学省に紹介された本校のオンライン国際交流
コロナ禍を新たに学びの場を拡げる機会と捉え、昨年度から取り組み始めた姉妹校Brigidine Collegeとのオンライン交流が、現在、文部科学省のHPで紹介されています。
2020年度 春休み希望者対象プレ・エンパワメント・プログラム
3月31日(水)~4月2日(金)に、2020年度春休み希望者対象のプレ・エンパワメント・プログラムを実施しました。昨年の春が、新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言によって中止となったため、2年ぶりの開催となりました。また、2020年度に唯一行なわれた本校の英語・国際教育プログラムとなりました。
2020年度 オーストラリアの姉妹校とのオンライン交流会(3回目)
11月20日(金)にオーストラリアのブリスベンにある姉妹校Brigidine Collegeとのオンライン交流第3弾を行いました。今回は「英語を使う」だけではなく「英語で学ぶ」ことを目的の1つとし、オーストラリアで見られる「太陽の動き(日本では太陽が東から南を通って西に沈んでいきますが、オーストラリアでは東から北を通って西に沈みます)」や「三日月の見え方」、ブリスベンでは見えるけれど東京では見られない「南十字星」などについて大妻多摩の生徒からBrigidine Collegeの生徒に質問が出され、英会話が弾んでいきました。また、現在中学3年生は理科と社会の合同授業でSDGsについて学んでいます。そこで、Brigidine Collegeの生徒がどのようにSDGsに取り組んでいるのかについても英語での質問が出されました。
2020年度 オーストラリアの姉妹校とのオンライン交流会(2回目)
9月15日にBrigidine College Junior &Senior High Schoolとのオンライン交流第二弾を行いました。今回は大妻多摩の英語の授業(高校2年生)とBrigidine Collegeの日本語の授業(高校3年生)をZoomで繋ぎ、生徒同士お互いに英語と日本語を学び合うという共同授業を行いました。交流時間を前半・後半に分け、それぞれを日本語のみ・英語のみの時間として交流を行いましたが、和気あいあいと互いに気兼ねなく交流する様子が見られました。
2020年度 オーストラリアの姉妹校とのオンライン交流会
2020年度はコロナ禍の影響で、例年行っていた海外との国際交流プログラムを行うことができません。ただ、このコロナ禍を新たなチャンスにできないかと姉妹校であるオーストラリアのBrigidine College Junior & Senior High Schoolの日本語の先生方と話し合い、両校でオンラインでの交流を行うことを決めました。具体的にはBrigidine Collegeの日本語の授業に本校生徒がZoomで参加し、英語と日本語でコミュニケーションをとるというものです。今回はtrial(試み)として、夏休み中に中学3年生を対象に4回行いました。
2020年度 ターム留学(ドイツ)の報告動画
ドイツ・ビーレフェルトにある公立協学校(Berufskolleg Senne)へ交換留学に行った生徒たちから、留学後の感想が届きました。
Berufskollegは、職業専門学校的なコースと大学進学を目指すコーストを持ち、17~25歳の学生が学んでいます。デザインや製本、写真、化学などの多彩な授業があり、ターム留学中は希望すればそれらの授業に参加することもできます。(詳しくはこちらの「ドイツの提携校」をご覧ください)
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