OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校案内

よくある質問

Q. 校風、教育方針の特色は何ですか。

A.

大妻多摩はお預かりした6年間で「自立した女性」を育てる学校です。私達の目標とする「自立した女性」とは、豊かな知性と今の時代を生き抜く国際性、精神的逞しさ、そして女性らしい心遣いやマナーを備えた女性を意味します。このような「自立した女性」は、社会に出ても周りから広く受け入れられる「社会人」であり、家庭を持っても立派に家族を守れる「母」であるのです。この目標のために、難関大学受験を目指す質の高い授業、国際交流プログラムを提供するとともに、私学ならではの秀逸な施設と豊かな自然環境をそろえ、学校行事や部活動、マナー・礼儀の指導を大切にすることを教育方針としております。その結果、朗らかで素直な生徒が多く、授業を含め様々なことに真剣に取り組む「真摯な姿勢」と女子校らしい「細やかさ」に加え、「逞しさ」が感じられるのが、大妻多摩の校風です。人としての土台が固まる多感な青春期の6年を、どのような教育環境の下で過ごすのかは、人生に大きな影響を与えます。ぜひ、大妻多摩の教育環境をご覧になって下さい。

Q. 伝統ある女子校なので、生徒指導は厳しいですか。

A.

大妻多摩の生徒指導は将来、社会に出たときに必要とされるマナーやエチケットを生徒一人ひとりに身につけさせることを第一の目的として行っています。同時にそれは、学祖大妻コタカの「らしくあれ」という教えを基本に、「学生らしく」あることを意識した指導でもあります。具体的には、制服を正しく美しく着こなすための身だしなみや言葉づかい、他者への心配りなどを身につける為の指導なのです。反抗期や年頃の生徒にとって、それが時には厳しい「しつけ」と映ることもありますが、卒業する頃には自分の成長に役立つものとして感謝をしてくれます。私達は、将来社会へ出たときに必ず生徒の役に立つと確信して、「人として当たり前の指導」をしています。

Q. 難関大学合格を目指す受験指導が中心なのですか。

A.

大妻多摩進路指導の最大の目標は、生徒一人ひとりの「夢の実現」です。全ての生徒が自分の可能性を最大限に開花できるよう、さまざまな形で支援をしていきます。そのために、各学年の発達段階に応じたプログラムを用意し一人ひとりが自分の「夢」を見つけられるよう、6年間段階を踏みながら丁寧に指導します。ことさらに進学指導や受験指導を標榜するのではなく、生徒達が自分の「夢の実現」のために大学を選択し、そこへ向けて本気になって自主的に勉強を始められるよう、学校は道筋を整え可能な限りのサポートをしているだけです。その結果として、ほとんどの生徒が自然に難関大学の受験を目指すようになっています。

Q. 入学後も塾や予備校に通わなくてはなりませんか。

A.

中学生のうちは必要ありません。質の高い授業を提供していますので、授業の予習・復習の習慣をつけることと、学校から出される宿題、小テストに向けての勉強をしっかりとやっていれば大丈夫です。でも、6年間は長いですから不得意科目ができてしまうこともあります。高校生になって、できてしまった不得意科目はまず学校の補習で手当てし、それでもまだ足りないようならば塾や予備校を利用するのも一つの考え方です。また、英数などの積み重ね教科で、かなり前に習ったことの復習目的で利用するのも一つでしょう。いずれにせよ、漠然とした不安や周りに流されてではなく、明確な目的意識をもって受講するのであれば構いません。ただ、学校で提供する補習や受験ゼミも充実していますので、これを利用しながら自分の勉強をしっかりやっていれば、部活動との両立はもとより難関大学受験に対応できる学力は十分につけられます。ご安心下さい。

Q. クラブ、部活動は全員参加ですか。

A.

中学1年生までは全員参加にしています。学校は勉強をするところですが、6年間を通じて「人」として成長をする場所でもあります。勉強はその一つでしかありません。大妻多摩では、「人」として成長するために部活動も大切であると考えています。大きな部であれ小さな部であれ、クラスを超え学年を超え、様々な出会いと人付き合い、気遣いが部活動では起こります。これをぜひ体験してもらい、心豊かで逞しさを備えた「人」に成長してもらいたいのです。

Q. 昼食はどのようになっていますか。

A.

キャンパスには大学生と共用の食堂、カフェテリアがあります。そこを使うこともできますし、昼食時には、中高棟へ軽食(フライドポテトや唐揚げなど)の出張販売も行われますので、これも利用できます。校内では自動販売機で飲み物やパンも販売されていますし、駅前のコンビニでお弁当も購入できます。でも、生徒の大半はご家庭で栄養バランスや量を考えて作られたお弁当を持ってきています。特に、中1ではクラスのいろいろな友達とお弁当を一緒に食べお互いを知ることを目的に「お弁当班(週に数回シャッフルします)」を作りますので、なるべくお弁当をお勧めしています。