【国際PG】Brigidine Collegeとのオンライン交流 “MAC”始動!
更新日時:2022年7月6日
Brigidine Collegeとのオンライン交流
“MAC=Merry Activity Club”(ウキウキ楽しい活動をするクラブ)
今年度のBrigidine Collegeとのオンライン交流有志クラブの名称です。昨年度はKSFC(Kotaka Sisters Friendship Club)と某ファーストフードと似ている名称であったため、その傾向を引き継ぎました。今年度のオンライン交流は、大妻多摩高校1年生20名、Brigidine College Year11生6名、Year12生8名、計34名で構成されています。
これまでの交流はこちら >2020年8月 >2020年9月 >2020年12月 >2021年6月 >2021年度活動報告
オーストラリアの新年度は1月に始まるため、今年(度)のオンライン交流は3月から始まりました。今年は各校生徒を6グループに分け、両校の同じグループ同士(グループ1同士など)で順番に毎回のオンライン交流を企画・運営するという試みを行っています。両校のグループメンバーはEmailでのやり取りをしながら準備をしていきます。まだ始めたばかりでうまくいかない部分もありますが、今後軌道にのせられればと思っています。これまで3回の交流を以下の内容で行いました。
第1回目(3/14)
ブリスベンは2月末に観測史上最悪といわれる豪雨に見舞われ、各地で洪水が発生しました。Brigidine Collegeでも被災した生徒が多く、初回のオンライン交流も延期されました。交流開始時にはまず、ブリスベンの様子 、そしてBrigidine College生徒の状況についての話しを聞きました。街全体が完全に復旧した状態ではありませんでしたが、そのような中でもオンライン交流を始めて頂けたのはとても感謝なことでした。
初回のオンライン交流では、まず全員が簡単な自己紹介をしました。その後、小グループに分かれて「今年度のオンライン交流でやってみたいこと」について英語と日本語で話し合い、最後に全体の前で代表者が各グループで話し合った内容を発表しました。開始当初は生徒たちも少し緊張していたようですが、徐々に打ち解けて顔もほころんで話しをしていく様子が見られました。
第2回目(5/17)
Brigidine Collegeのbrother school(兄弟校)であるATC(Ambrose Treacy College)の男子学生も含め、3校でのオンライン交流を行いました。小グループに分かれ、「互いの学校生活」について会話を楽しんだ後、しりとりをしました。海外の学生と一緒に日本語のしりとりをしたり、普段することのない英語でのしりとりをすることも新鮮だったようで、本当に楽しそうにしりとりをしている生徒達の姿をとても微笑ましく見ていました。交流後に『今回のオンライン交流で良かったこと・印象に残ったこと』を生徒達に尋ねると、次のような元気な声が返ってきました。
「お互い使う言語が違うのに頑張って日本語で話して分かりやすいように説明しようとしてくれてとても嬉しかった。なかなか同年代の人と英語で会話する機会がないのでとても新鮮で楽しかった。しりとりを英語でやるのは意外と難しくて勉強になった。」
「ズームで外国の人と繋がっていて不思議な感じがした。」
「英語でのしりとりの時、紙に書いて映したりチャットに送ったりしてスムーズにできました。英語が聞き取れなかったときやなんて言えばいいのか分からないとき、グループの○○さんと△△さんと相談しながら話すことができたのがすごくよかったと思いました。前回より積極的に話せたのでよかったです。」
「自己紹介などを通して相手のことを知ることができたり、しりとりをゲーム感覚でできて、とても楽しかったです!」
第3回目(6/3)
体育祭予行日の午後、多くの生徒達は自宅から参加して第3回目の交流を行いました。今回はグループ2が担当です。まずはBrigidine College生徒がPCを持ってビデオに映しながら校内をまわるSchool tour(学校紹介)をしてくれました。海外にある学校の校内を初めて見る生徒も多く、とても興味深そうでした。その後、「日本、またはオーストラリアでしかみられない(買えない)食べ物・飲み物」を見せながら話しをするShow & Tellをしました。午後のafternoon tea時間ということもあり、Shapesなどのオーストラリアのお菓子や、どら焼きや午後の紅茶などの日本のお菓子や飲み物が登場し、そこから会話が弾んでいきました。
本オンライン交流を通して自分の考えや思いを英語で伝える力、そして相手が話している内容を聞き取り、理解する力を少しずつ鍛えられればと思います。最近、Epal(Emailのやり取り)も始まりました。オンライン交流では小グループで対話する時間をとっていますが、積極的に発言できない人もいるかもしれません。Epalを通して、自分が言いたいことを英語で書く力、パートナーの英語の文章を読み取り、理解する力も伸ばして欲しいと思います。ただし、技術的なことだけではなく、英語でコミュニケーションをとることを楽しみながら、他国の文化や考え方の違いなど様々なことを学んで欲しいと思っています。同年代の海外にいる生徒達を繋ぐことで、10代だからこそもち合わせている感性を活かしながら生きた会話を楽しみ、生徒1人1人の未来に繋がる時間を提供できれば嬉しいです。