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学校生活

「多摩市気候市民会議」に本校の生徒が参加しています④

更新日時:2023年7月12日

「多摩市気候市民会議」に本校の生徒が参加しています④

「多摩市気候市民会議」に本校の生徒が参加しています

協力:多摩市 環境政策課


 7月8日(土)、4回目の多摩市気候市民会議が開催されました。「気候市民会議」とは、喫緊の課題である気候危機に対し、市民一人ひとりが「自分としてできること」、そして「地域でできること」等を考え、そのために行政や民間事業者はどのような支援をすべきなのか、という事を話し合うための場として開催されている会議です。今回、多摩市でも気候市民会議が開催されることとなり、本校から生徒4名が参加しています。
 多摩市気候市民会議は、全5日間の実施ですので、生徒の感想を適宜HPにアップしていきます。今回は7/8(土)に開催された第4回の感想を掲載いたします。

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第4回多摩市気候市民会議 生徒の感想


 第4回の気候市民会議では過去3回の話し合いをもとに脱炭素に向けた取り組みを話し合いました。過去3回は目指したい姿や具体策を話し合う回でしたが、今回は7つのテーマのグループに分かれて議論しました。

前回までは全体的な事を考えての議論でしたが、今回はひとつのテーマに絞って話す事で様々な案が出ました。私は「食・消費」のグループで話し合いをしました。過去3回の内容を参考にしつつ議論していましたが、唯一の高校生であるうえに、多摩市に住んでいるわけでは無いので、積極的に話し合うことが出来ないのではと最初は心配していましたが、他の参加者の方々が話を振ってくれたお陰で、自分が大切だと思うことや「こうあれば、使いやすいのでは?」ということを伝えることが出来ました。

今回の講義は、ネットゼロリンク合同会社の代表である方の講義より「市民・行政・企業が協働でできること」前例や説明をしていただきました。今回の講義は知らないことも多く企業が求めているものは何かを考えさせられるものでした。

グループワークでは、市民提案を取りまとめる為に取組提案の整理から始まりました。その次に協働の体制やプロセスを考えました。そこでは、2050年までのロードマップや市民や行政の役割を考えるという前回までにはなかったような深いところまで話し合いました。私のグループでは「食・消費」のことを話し合ったのですが、多摩市なら実現は早く実現出来るのではということで「野菜の地産地消100%」を提言しました。

最後に会議が終わった後に多摩市長さんに、声を掛けて頂き少しお話をしました。そこで、環境を変えていくには高校生などが学んでいくことが大切だということをおっしゃっていました。その話を聞いて、学び続ける事が未来を変える一歩だと思い、これからも環境に対する関心を持ち続けて行きたいと思います。