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駐日アイスランド大使講演会

更新日時:2024年7月23日

駐日アイスランド大使講演会

アイスランドウィーク



 

駐日アイスランド大使講演会


6月18日(火)、ステファン・ハウクル・ヨハネソン駐日アイスランド大使が来校されました。本校では、2022年度にセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使2023年度にコルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使に講演していただきました。駐日大使をお呼びするのは今回で3度目になります。


 多摩市は東京オリンピック開催時、アイスランド共和国のホストタウンとなり、その後も「友好都市」として交流を継続しています。6月17日のアイスランド独立記念日にちなみ、多摩市内で様々な関連イベントが開催されました。大使が多摩市内にある学校で講演を希望され、今回は先方よりお話をいただきました。講演会には生徒、保護者、教員を合わせて100名以上が参加し、大変盛況でした。


 「火と氷の国」として知られているアイスランドですが、世界経済フォーラムによる世界のジェンダー・ギャップ指数ランキングによると、15年連続世界1位を記録しています。つまり、長年「世界で最も男女平等な国」であり続けています。(日本は2024年度の同調査によると、146か国中118位。)講演はアイスランドの紹介に始まり、再生可能エネルギー、男女平等社会実現等について詳しく説明していただきました。社会を変えるには、他者に頼るのではなく、自ら変えようとする姿勢が重要という強いメッセージをいただきました。


 講演会後、高1国際進学クラスの数名が、クラスで発行する英字新聞用に大使にインタビューをさせていただきました。また、夏休み中にアイスランド大使館を訪問し、「アイスランド」を特集した記事を書く予定です。


 日本から約8,500キロ離れているアイスランドですが、今回の講演会を機に、少し距離が近くなった気がします。多摩市と「友好協力関係」にあるアイスランド。毎年6月17日の独立記念日に、アイスランドを身近に感じられるとよいですね。

最後の集合写真

(司会生徒感想①)
 当日は学生会館を満たす程の人数で、上手く司会役が務まるのかと心配がありましたが、ステファン大使が気さくに話しかけてくださり、緊張も和らぎました。ご講演の内容も私にとってすごく新鮮なものばかりで、アイスランドについてもっと知りたくなりました。貴重なお時間をありがとうございました。

(司会生徒感想②)
 今までよく知らなかったアイスランドについて学ぶことが出来たとともに、ジェンダー平等とはなんなのか、改めて考える良い機会になりました。実は今回、私が読ませていただいた原稿の中に、アイスランド語が含まれていたのですが、事前挨拶の際にアイスランド大使の方に発音を確認していただいたところ「まるでネイティブのようだ」と褒められたことがとても嬉しかったです。おかげで本番でも、緊張せず職務を全うすることができました。もしまたアイスランドに関するイベントなどがありましたら、ぜひ参加させていただきたいと思います。

講演会後のインタビュー