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学校生活

【国際PG】ウクライナ駐日大使講演会

更新日時:2022年12月19日

【国際PG】ウクライナ駐日大使講演会

セルギー・コルスンスキーウクライナ駐日大使



ウクライナ駐日大使講演会

12月12日、セルギー・コルスンスキーウクライナ駐日大使が来校されました。本校では、1学期に朝日新聞社国際報道部長春日氏、同記者竹花氏にウクライナ情勢に関して講演していただき(過去の記事はこちらです)、ウクライナ支援として集めた募金を「ウクライナ大使館」へ寄付させていただきました。そのご縁で「大妻多摩」に親近感を持っていただき、初の高校訪問先に選んでいただきました。

講演会当日、翌日の朝、生徒・保護者の方々には多くの募金に協力していただき、感謝いたします。こちらは1学期同様、大使館に寄付させていただきます。


参加生徒からの感想

ウクライナとロシアの戦争についてその当事者であるウクライナの大使から直接お話を聞くことができて、とても貴重な時間を過ごすことができました。

ウクライナの伝統文化のお話はとても興味深く、特に美味しそうな伝統料理は実際に現地に食べに行きたいほどでしたが、戦争の影響でそういった文化的な活動が消極的になってしまっていることには本当に心が苦しくなりました。

特に印象的だったことは、人道支援に加えてこれからは荒廃した都市の復興の支援も重要になってくる、と大使がおっしゃったことです。「復興」という言葉から、どのような状況でも人々の暮らしが未来へ続いていくことを改めて実感しました。

また大使は、素晴らしい技術を持つ日本の会社にウクライナの復興を助けてほしい、と続けておっしゃいました。日本の技術が、辛い思いをした方々に再び立ち上がる力を与えることが出来るとしたら、それは本当に素敵なことだと思います。

ウクライナにもロシアにも、大切な人や物を失って苦しんでいる人は大勢います。この戦争が一刻も早く終結して傷ついた方々が平和を取り戻せることを祈っています。