【ESS同好会】模擬国連の全国大会に参加しました
更新日時:2024年8月13日
【ESS同好会】模擬国連の全国大会に参加しました
8月6日・7日の二日間に渡り、国立オリンピック記念青少年総合センターにて第8回全国高校教育模擬国連大会が開催されました。本校からはESS同好会の高校1年生5名が参加しました。本校にとっては2回目の大会参加です。
全国大会ともあり、北は北海道から南は鹿児島まで、300以上のチームが五つの議場に分かれて参加しました。会議のテーマは、2024年9月の国連総会でも取り上げられる「薬物耐性菌への対応」です。コロナ禍を乗り越えた高校生たちにとっては、とても身近な問題でもあります。薬物耐性菌には国境を越えた対策が必要であり、次のパンデミックに備えての世界的合意に至ることが、今回の会議のゴールです。
A議場での交渉の様子。まずは、スタンスの近い国同士でグループを作ります。
本校の生徒たちはA~Cの議場に分かれて「エクアドル大使」、「ウズベキスタン大使」、「ミャンマー大使」として参加しました。自国の薬物耐性菌問題への対応などを調べ、どんな交渉をするかを考えて会議当日を迎えました。
B議場での会議の様子。動議を出したい国がプラカードを挙げています。
開会式では、大会実行委員長が参加者全員に「個人としても目標をかかげ、それを達成してほしい」、また、「会議を楽しんでほしい」との思いを語ってくれました。
C議場での出席確認の様子。本校の生徒が “Yes, present!” と元気に答えています。
2回目の会議ということもあり、本校の生徒たちは6月の大会よりも積極的に行動することができていました。会議後、生徒たちの感想を聞いてみても、その成長を感じることができました。「今回は会議が二日間あったので、一日目の反省をすぐに二日目に生かすことができました。」「6月の会議よりも活発に議論ができた。また、限られた時間のなかで何を言ったり、議論の進み具合を見てスピーチの内容を変えたりすることができました。」「前回は指名されたときに発言するだけだったが、今回は複数の国と個別に交渉にあたることができました。」「今回意識していたのが、自国の意見を伝えた上で、周りの国(グループ)に納得してもらうことでした。あまり大きなポイントのものではありませんが、それを達成することができたのは、今回の成果だと思います。」
また、「友だちが出来ました!」と嬉しそうに話している生徒もいました。他校とのつながりを大切にしながら、これからも模擬国の活動にチャレンジしていきましょう!
二日間の会議を終えて。お疲れ様でした!