【ESS】12月 模擬国連会議に参加しました【英語】
更新日時:2025年1月8日
【ESS】12月 模擬国連会議に参加しました
12月26日・27日の二日間に渡り、千代田区の大妻女子大学にて、模擬国連会議が行われました(主催:大妻中学高等学校、渋谷教育学園渋谷中学校高等学校)。今回のテーマは「海洋の保全と持続可能な利用のためのグローバル行動計画」です。約400名の生徒が5つの議場に分かれて参加しました。
本校からの参加者は10名でした。そのうちの6名は、8月に本校で開催した大妻三校合同模擬国連入門会議(記事を読む)に参加し、模擬国連に興味を持ってくれた高1~中2の生徒たちです。正式な大会への初参加となるこの6名は日本語議場に、これまでに3つの大会に参加したことがある高1の経験者4名は、公式言語が英語の一般議場に参加しました。
左)A議場での公式討議右)D議場での集合写真
12月の会議は「模擬国連の原点に帰る」ことをテーマとしており、決議案の「コンセンサス採択(参加している全国が賛成すること)」が目標となっています。B~E議場では、提出された決議案が採択されました。A議場では残念ながら決議案が否決となりましたが、レビューでは、「各国が真剣に自国の利益を考えた結果なので、悪いことではない」とのコメントを会議監督からいただきました。
閉会式では、外務省職員の石川様よりお話しをいただきました。「議論がまとまらないのもよい経験。大切なのは、議論をすること。対話が終わるときが、外交が終わるとき」という言葉が心に残りました。
終了後、本校から初参加をした生徒たちに感想を聞いてみました。「もっと違う観点からも調べた方がよかった。リサーチが調べたりなかった」、「一日目はなかなか発言できなかったけれど、二日目は積極的に参加できた」、「決議案に自分たちの政策を少し盛り込むことができた」、「目標としていた、『いろいろな人と話すこと』を達成できた」、「緊張したけれど、モーション(動議)を出すときに、挙手することができた」など、各自が少しずつ成長できた二日間となりました。
左)E議場の公式討議で発言右)B議場での非公式討議