教員つれづれ草 248段
更新日時:2019年7月5日
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教員つれづれ草 248段
グローバル化が進むということを、どうとらえるべきか。
1世界がより身近となり、幸せな世の中になる。 2ボーダーレスとともに利害がぶつかりあい対立が増える。
どちらだろうか? 1も2もだろう。むしろ油断していると2の状況が増すのではないか。アメリカをみてみ よう。ますます内向き指向でむしろ自国中心主義が広がっている。利害のぶつかりあいが進むと、「戦争」にな ってしまう危険性も
あるのだ。この想像は極端かもしれないが、油断は禁物。
だからこそ教育の力が大切である。「戦争は絶対にいけない」と生徒に伝える使命が私たちにはあるのだ。国 際化が進むからこそ、その軸に「平和教育」をおかなければならない。
カントの言葉(第222段) にあるように、「平和状態」を根付かせていかなければならないのだ。「国際」だからこその「平和教育」。この精神を忘れずに訴えていきたい。
井の中の高野聖