夏休み期間を利用して、中学３年生から高校２年生で希望者を募り、16日間に及ぶ英国セミナーを実施しています。

14時間半の長いフライトを終え、その後バスで１時間半、合計16時間ほどをかけてグロスターに到着しました。初日はホストファミリーとの顔合わせをして、早速各家庭に向かいました。どのファミリーも笑顔で生徒たちを迎えてくださり、その場で会話が盛り上がっている生徒も見受けられました。

2日目は、時差のおかげかぐっすり眠れたという生徒も多く、長旅の疲れもあまり残っていないようです。夕飯や朝ごはんで日本との違いを感じる部分もあったようですが、今後のホームステイで様々な英国文化を学んでくれることと思います。

午前中の授業は4つのクラスに分かれて授業を行いました。どのクラスも自己紹介のような活動から始まりましたが、クイズ形式だったり、ワークシートを用いたりと、各クラス先生ごとに工夫をされた授業を行っています。午後は、バイブリーとボートン・オン・ザ・ウォーターの2か所を巡りました。バイブリーでは石を縦に積み上げた独特な建築様式や綺麗な水辺の景色を楽しみました。ボートン・オン・ザ・ウォーターでは自由時間を使ってクリームティーを楽しむ生徒もいたようです。

始まったばかりの英国セミナーですが｢イギリスがとても好きになった｣という声が聞こえるほどに、充実した時間を過ごせているようです。

3日目の午後は「スコーン作り」と「ドラマレッスン」を行いました。
スコーンはEnglishTeachersが作り方を指導してくださり、先生によってはレシピとは少し違う家庭の味の分量で作っていたのが印象的でした。ドラマレッスンは自己表現を学ぶ授業で、イギリスでは大学での専攻になっているほどポピュラーな科目だそうです。動物の真似をする簡単なゲームから始まり、最後には寸劇まで披露できました。

4日目の午後は、イギリスの生徒とスポーツ大会をしました。日本とイギリスの生徒が混合チームを作り、二人三脚や綱引き、縄跳び、バスケットボールなどを通して交流を深めました。

5日目は、1日かけてオックスフォードを散策しました。最大のcollegeであるクライストチャーチを見学した後、オックスフォードで学ぶ学生さんが街を案内をしてくれて、観光スポットだけでなく、自身が所属するcollegeや、学生生活の様子なども説明してくれていました。

6日目の午後は、英語研修をしているグロスターの隣町「チェルトナム」まで出かけました。帰りには大型スーパーに立ち寄りました。日本とは異なる品揃えや商品パッケージ、陳列などに圧倒されつつ、現地の人々の食生活や日常生活を伺うことができる良い機会となりました。手ごろな価格のお菓子やお茶などを両手いっぱいに買っている生徒もいました。

明日からの週末２日間はホストファミリーと過ごします。
それぞれの家庭で違った過ごし方になりますが、充実した時間になると思います。