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学校生活

シリアのアレッポ大学への書道用具寄付が本で紹介されました

更新日時:2021年8月20日

シリアのアレッポ大学への書道用具寄付が本で紹介されました

有志ボランティア

シリアのアレッポ大学への書道用具寄付が本で紹介されました

書籍『ぼくらはひとつ空の下 シリア内戦最激戦地アレッポの日本語学生の1800日』 (特設ページ)
優人(アフマド・アスレ)著、小澤祥子 取材・文、青山弘之(東京外国語大学・教授)解説 三元社

 戦火の激しいシリアのアレッポ大学には学術交流日本センターがあり、日本に興味関心を持つ学生たちが日本語や日本について学んでいます。しかしシリアでは内戦が長く続き、書道の墨や筆や半紙は手に入らず、コピー用紙の裏紙で書道の練習をするような状況でした。

 大妻多摩では2015年以降、有志の生徒たちから半紙や書道用具を寄付してもらい、シリアへ送る取り組みを行っています。今年の初めにも、三回目となる書道用具の寄付を行うために全校生徒から書道用具を集めたのですが、現在シリアへの国際郵便の引き受けが停止されているため、残念ながら届けられずにいます。

 大妻多摩とシリアのアレッポ大学学術交流日本センターとのご縁は深く、2015年からです。『ぼくらはひとつ空の下』に登場している副所長のアルマンスール・アフマド氏には、大妻多摩で講演していただいたことがあります。
 またアルマンスール先生との関係を取り持っていただいた朝日新聞の元イスタンブール支局長の春日芳晃氏 にも本校でシリアについての講演を行っていただいたことがあります。

 書籍では、大妻多摩が寄付した書道用具を使って、本校宛にお礼のメッセージを書くアレッポ大学学術交流日本センターの皆さんの写真も紹介されています。

 

本校で実施した「イスラム・中東に対する理解を深める」講演会





 




これまで行った寄付の一部