シリアのアレッポ大学に書道用具が届いていました

　戦火の激しいシリアのアレッポ大学には学術交流日本センターがあり、日本に興味関心を持つ学生たちが日本語や日本について学んでいます。しかしシリアでは内戦が長く続き、書道の墨や筆や半紙は手に入らず、コピー用紙の裏紙で書道の練習をするような状況でした。

　大妻多摩では2015年に有志の生徒たちから半紙や書道用具を寄付してもらい、4か月ほどかかってアレッポ大学にそれらを届けることができました。感謝の写真がアレッポ大学のFacebookに載せられました。

　昨年7月末に再び有志の生徒たちから半紙や書道用具を寄付してもらい、さらには学生たちに向けた手紙を書いてくれた生徒もいて、それらを送ったのですが、一年近くたっても荷物が追跡できていなかったのですが、最近改めて問い合わせてみると、昨年9月に無事に学術交流日本センターに届いていたようです。現在のセンター長が大学のFacebookにではなく、自分個人のFacebookページに写真を掲載していたようで。

　写真を見ると学生たちが喜んでくれている様子が分かります。協力してくれた生徒や保護者の皆さん、ありがとうございました！