【中2】修学旅行(オーストラリア・後発隊)-グローバル・キャリア・フィールドワーク【国際・英語】
更新日時:2025年8月20日

姉妹校のブリジディーンカレッジにて(姉妹校について知りたい方はこちら)
中学2年生(40期生)
【中2】修学旅行(グローバル・キャリア・フィールドワーク)2組・3組
1日目
ごきげんよう。この記事では、中学2年2組、3組の「グローバル・キャリア・フィールドワーク(以下、グロキャリ)」の様子をお伝えします。グロキャリでは、観光だけではなくキャリア研修を主目的に、オーストラリアで4日間の活動をします。そんなグロキャリの様子を4日間通してお伝えいたします。
クイーンズランド大学にて
慣れない飛行機泊をたくましく元気に乗り越え、現地1日目はまずクイーンズランド大学に向かいました。初搭乗の現地バスで、「オーストラリアでは日本とは違って、大学に行くことは当たり前ではないんですよ」という説明を受け、生徒たちはさっそく日本との違いを学びました。社会に出てからなお学びたい意欲のある人が、自分で学費を稼いで通う場所がオーストラリアの大学です。学生の活気と緑があふれる広大なキャンパスの魅力を生徒たちは全身で受け止めていました。驚くべきは学生の優しさです。道行く大学生に生徒が声をかけてインタビューの承諾を求める際、突然の申し出にも関わらず多くの学生が快く引き受けてくれました。その光景からは現地大学生たちが抱いている「学びへのリスペクト」が見出され、国籍や年齢を超えた学問による小さな架け橋を見て取ることができました。

マウントクーサ展望台にて
その後移動したマウントクーサ展望台では、これから訪れるブリスベンの近代的なビル群を見晴らすことができます。この日は快晴で、しかも通常よりも視界が明瞭で遥か遠くの地平線まで透き通るような絶景であり、オーストラリアからの素晴らしい歓待を受けることができました。 その期待を胸に訪れたブリスベン市内は、石造りの歴史的建造物とユニークな高層ビルの織りなす調和が魅力的な街でした。特に市庁舎はどこを見ても大理石の精巧な石造りがめぐらされており、生徒たちは歴史の技を踏みしめながら見学をしました。 様々な体験を経てさっそく成長を実感できた現地1日目となりました。明日も頑張ります!
2日目

クイーンズランド博物館にて
ごきげんよう。グローバルキャリアフィールドワーク2日目の様子をお伝えします。 2日目は2組、3組と分かれてクイーンズランド博物館見学と姉妹校であるブリジディーンカレッジの訪問をしました。 クイーンズランド博物館は5フロアあり、恐竜や昆虫、動物など多くの展示がありました。剥製の展示が多い中、人気だったのが生きている巨大ゴキブリです。学芸員の方が説明して下さる英語の説明を必死に聞きながら、多くの生徒がゴキブリを優しく撫でていました。日本のゴキブリと違い動きがかなり遅く、少し可愛く思えた生徒もいるようでした。ブリジディーンカレッジでは行き交う生徒達と初めから元気よく挨拶を交わしていました。 アイスブレイクを通じて交流をした後オーストラリアと日本のお菓子の交換を行いました。
オーストラリアで有名な世界一まずいジャムと呼ばれるベジマイトの独特な風味を楽しんでいる生徒達が印象的でした。お菓子を食べた後は校内をブリジディーンの生徒さんの案内でまわりました。自分達の学校との違いなど多くの発見があり楽しんでいるようでした。今回交流のあったブリジディーンの生徒さん達とは歳が近いこともあり、打ち解けるのはかなり早く、有意義な時間を過ごすことができました。最後は名残惜しいお別れとなりました。 本日は移動の長い1日となりましたが、バスの中ではオーストラリアのためになるお話をたくさん聞くことができました。自分達がオーストラリアに来て調査するテーマと残りの日数も向き合いながら過ごしてほしいと思います。

ブリジディーンカレッジにて
3日目
ごきげんよう。グローバルキャリアフィールドワーク3日目の様子をお伝えします。 3日目の主な活動は、オーストラリアで働く日本人にインタビューをすることでした。 最初に向かったのは、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリと呼ばれる野生動物保護区です。ここでは、併設された動物病院に運ばれた野生動物を自然に近い環境で保護し、野生に帰すための活動が行われています。ここで働く日本人スタッフの方にインタビューをし、動物保護や環境問題について、そして海外で働くということについてお話を聞かせていただきました。 園内自由散策では、カンガルーに餌をあげたり、大迫力のバードショーを見たりと現地ならではの活動をすることができました。
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カランビン・ワイルド・サンクチュアリにて
現地で働く日本人へインタビュー
午後はホテルに戻り、オーストラリアで働いている5人の日本人の方々をお招きしてインタビューを行いました。最初は緊張で固くなっていた生徒たちでしたが、少しずつ質問ができるようになり、海外で働くことについてのリアルなお話を伺うことができました。英語の勉強にはどのように取り組んだのか、という質問には特に真剣な表情で耳を傾ける生徒が多く、学校での勉強が生活にどのように関わって来るかを考える機会となったようです。 夜はゴールドコーストの街中にあるイタリアンレストランで、美味しいピザやパスタ、ジェラートを食べました。 海外で働くことを選んだ日本人の方々のお話を伺う機会の多かった3日目。将来のキャリアに海外という選択肢が増えたという生徒も多かったようです。 ちなみにカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリへの道中、カランビン・ビーチも訪れました。ゴールドコーストならではの美しい景色に生徒たちも喜んでいたようで、たくさんの写真を撮っていました。最後にその時の様子をお届けします。
4日目
現地4日目の様子をお伝えします。生徒は午前中はホテルのバンケットホールに集まり、タブレットを活用してグループでプレゼンの準備を行いました。 生徒たちはこれまでのプログラムを通して多くの挑戦に取り組み、自分自身を乗り越える(=コンフォートゾーンを出る)経験を重ねてきました。その達成感が新鮮なうちに、現地で得た学びをもとに、将来の進路やキャリアについてじっくり考える時間を持ちます。作業中の生徒たちはグループで積極的に意見を交わしながら真剣な表情で取り組んでおり、2学期に行うプレゼンテーションがきっと良いものになるだろうと期待が高まりました。

プレゼンの準備
午後はお待ちかねのゴールドコーストでの自由行動です! 生徒たちはグループごとに訪れたいお店を決め、買い物を楽しみました。街中で教員とすれ違うと、生徒は両手いっぱいに抱えたお土産を嬉しそうに見せてくれました。
自由行動で1番人気だった場所は大きなショッピングモールで、広々とした棚に並ぶ色とりどりの現地商品を眺めているうちに、時間はあっという間に過ぎていきました。
本日はフィールドワーク最終日に相応しい、大満足な1日にすることができました。
明日は朝から飛行機に乗って日本に帰国しますが、この経験を帰国後にも存分に生かしていきたいと思います!