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学校生活

【2025年度】第4回 実話怪談会「魂laナイト」を開催しました

更新日時:2025年8月11日

【2025年度】第4回 実話怪談会「魂laナイト」を開催しました

 


【2025年度】第4回 実話怪談会「魂laナイト」を開催しました

8月4日(月)、学生会館にて国語科主催の実話怪談会「魂laナイト」が開催されました。(昨年の様子はこちら)
4度目となった今年度は、実話怪談作家の神沼三平太さんをお招きしてお話をいただきました。刺すような陽光が照りつける暑い日でしたが、千代田・多摩両校の在校生や保護者の方々にお越しいただき、大盛況となりました。

 「今夜は、とびきり怖い話を用意していますからね」という言葉で幕を開けた怪談会ですが、神沼さんが今までに収集した様々な方々の怪談を中心に、バラエティ豊かなお話が語られました。また、大人気漫画『ある設計士の忌録』に収録されている怪談も披露され、とても貴重な会となりました。
どの話も私たちの生活と隣り合わせの恐怖が感じられ、とくに日常の何気ない風景や習慣のなかに忍び込んでくる怪異の描写には、「私も、もしかしたら…」と感じさせるものがありました。話が終わったあともしばらくは、ふとした拍子に思い出してしまい、心のどこかに棘が刺さったまま残っているような、後を引く怖さがありました。

今回も、有志の生徒たちが舞台装置を作ってくれました。今回は大きな鳥居や墓石に加え、お手洗いの装飾にもこだわり、会場全体が怪談の世界観に包まれるような演出が施されました。
会場は、時間が遅くなるにつれて、少しずつ光を失っていきます。青白い懐中電灯の光に照らされた神沼さんの姿は、もはやこの世のものとは思えないほど、不気味な存在感を放っていました。
有志のみなさん、ありがとうございました!