高校3年生(31期生)

　コロナ禍の中、様々な制約を受けた令和２年度も間もなく終わろうとしています。この時期は、高校３年生もほぼ受験が終わり、後は結果を待って最終進路先を決める、そんな時期です。

　先月末に高校３年３組のOさんとSさんの２人が、受験が終わった報告に来てくれた際に、「家にいても仕方がないので、何かボランティアの仕事をしたい」と言ってくれたので、２月25日(木)の午後に授業のないCALL１教室で仕事をしてもらいました。２人は高校２、３年の選択英語の授業で私が教えていた生徒で、高２の夏休み前の校外でのフィールドワークや、文化祭での英語プレゼンテーション、昨年７月にコロナの制約の中でも行なった、大講義室での英語プレゼンテーションなどで、素晴らしい活動と発表をしてくれた生徒のうちの２人です。

　大妻多摩では、今年度より始めたオンライン英会話を来年度より拡大しますが、その準備として、購入したウェブカメラに学校名の入った紙を切り取って１台１台にテープで貼ってもらう作業を引き受けてくれました。こまごまとした時間のかかる作業でしたが、２人で和気藹々と作業をしてくれました。

　２人は間もなくこの学校を卒業しますが、校名を貼ってくれたカメラを来年度から多くの後輩達が使うことになります。少し大げさな言い方かもしれませんが、「学校に残る仕事」を最後にボランティア活動でしてくれました。感謝の気持ちと共に、HPでご紹介させていただきます。

国際教育部 部長　伊藤正彦

＜ボランティア活動②へ続く＞