OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

大妻多摩が誇る教育

グランドデザイン・
育てたい生徒像

本校では令和4年度4月に、校訓と教育理念にあらわされた精神をふまえながら、「グラデュエーション・ポリシー」、「プログラム・ポリシー」、「アドミッション・ポリシー」の3つの方針からなるグランド・ポリシーを策定・公表しました。


「グラデュエーション・ポリシー」
 生徒の卒業後の姿も見据えて、本校の教育活動を通じて生徒に身につけさせたい資質・能力を定めた方針
「プログラム・ポリシー」
 育成を目指す資質・能力を生徒に身につけさせるためにどのような活動を行うのかを定めるための方針
「アドミッション・ポリシー」
 「グラデュエーション・ポリシー」と「プログラム・ポリシー」をふまえ、本校入学時に期待される生徒像を示すための方針

 本校はこのグランド・ポリシーに基づき、授業ばかりでなく、学校行事や課外活動等を含む様々な教育活動を、教員と生徒がそれらのねらいや目標を共有しながら、計画的に実施していきます。


Pick up

校訓 「恥を知れ」
教育理念 「自立自存・寛容と共生・地球感覚」



1.育てたい生徒像
(グラデュエーション・ポリシー)

〇 主体的に自らの歩む道を選択し、幅広い教養を身につけて成長し続ける人間 (自立自存)
〇 多様な価値観を尊重し、他者と協調しながら平和な社会を支えていく人間 (寛容と共生)
〇 世界的な視野を持ちながら課題の発見・解決に取り組み、明るい未来を切り拓いていく人間(地球感覚)




2.求める資質・能力


《 自立自存 》

  1. (1)

    常に自らの行動をふり返り、人格を高めるために主体性を持って努力し続ける力

  2. (2)

    規則正しい生活を送り、心身ともに健康でいられるように自己を管理する力

  3. (3)

    他者に対して思いやりの心、謙虚な心、尊敬の心、感謝の心を持って接することができる力

  4. (4)

    深い知識、高い技能、幅広い教養を身につけ、社会に貢献しようとする志を持ち続ける力



《 寛容と共生 》

  1. (1)

    一人ひとりの人間を尊重し、自分とは異なる意見や価値観も受け入れられる力

  2. (2)

    相手の立場や意見を尊重しながらも、自らの意見を積極的に発信する力

  3. (3)

    自分を客観視して自らの役割を考え、周囲の人々と協調して物事に取り組む力

  4. (4)

    公平な姿勢を持ち、差別や偏見をなくして平和な社会を築くために行動する力



《 地球感覚 》

  1. (1)

    知的好奇心と豊かな感性を持ち、日本および世界の歴史・文化・伝統の価値を理解する力

  2. (2)

    世界の出来事に目を向け、あふれる情報をバランス感覚を持ちながら客観的に分析する力

  3. (3)

    世界の出来事の中から改善・克服すべき問題を発見し、その解決方法を論理的に考える力

  4. (4)

    世界が予測困難な状況にあっても新しいアイデアを生み出し、未来を切り拓いていく力




3.Tsumatama SGL
 プログラム・ポリシー


《 Science Education 》
 科学教育プログラム

  1. (1)

    人間を取り巻く環境や、身のまわりで起こる様々な事象、また人間存在そのものに対する科学的探究心を持ち、観察や実験を通して真理を追究していこうとする姿勢や、得られた知識・技能を実社会に役立てようとする意欲を養う。

  2. (2)

    数学が社会の様々な分野の基礎を支えていること、また自然環境や社会環境を解明するためには数学が必須であることを理解し、数学的な見方や考え方を身につける。

  3. (3)

    情報の科学的な理解を深めつつ、情報活用の実践力を身につけ、情報社会に積極的に参画する態度や好奇心を養う。

  4. (4)

    人類にとって喫緊の課題となっている環境問題に対し、自然科学と社会科学の両面から幅広い視野を持って問題意識を深め、問題解決のために行動を起こせる力を養う。



自分を取り巻く自然環境・社会環境を知る → 「寛容と共生」につながる




《 Global Education 》
 国際教育プログラム

  1. (5)

    異なる文化や価値観に対する理解を深め、それらを尊重しながら、現在世界で起きている様々な問題を解決するために多種多様な人々と協調して平和な世界を築く人間になる。

  2. (6)

    世界各地で起きている問題に対する理解を深め、それに対する自分の考えを世界に向けて発信できるように、国際社会で使える実用的な英語力を獲得する。

  3. (7)

    SDGsの「誰ひとり取り残さない」という精神を念頭に、世界全体を俯瞰するグローバルな視点と地域の問題を掘り下げて把握するローカルな視点を併せ持つ柔軟な思考力を養う。

  4. (8)

    日本の今日の姿や歴史・文化などに対する理解を深め、日本に関する情報や、日本に生活の基盤を置く者としての自分の考えや価値観を世界に向けて発信できる力を養う


世界全体を俯瞰し、問題の解決に取り組む → 「地球感覚」につながる




《 Liberal Arts Education 》
 教養教育プログラム

  1. (9)

    様々な学習活動を通じて得られた人文科学・社会科学・自然科学の基礎的な知識を有機的に結びつけ、変化の激しいこれからの時代を生き抜き、明るい未来を切り拓いていくための教養を身につける。

  2. (10)

    探究心を持ち、物事を論理的にとらえ、積み重ねてきた知識や経験をもとに形成した自らの考え・問題意識・価値観を他者にしっかりと伝えられる表現力を身につける。

  3. (11)

    相手の立場に立って考える姿勢を大切にしてモラルやマナーを学び、よりよい人間関係を築くことのできるコミュニケーションスキルを身につける。

  4. (12)

    日本及び世界の文学・芸術・音楽・思想などに幅広く親しんで、人間力を養いながら感性を磨き、心豊かな人生を送る。


幅広い教養を身につけ、未来を生き抜く力をつける → 「自立自存」につながる




4.1~3をふまえた
アドミッション・ポリシー

〇 自らの行動をふり返り、日々成長していこうとする姿勢を持つ生徒(「自立自存」に対応)
〇 自分を大切にしながら、自分とは異なる他者の存在も尊重できる生徒(「寛容と共生」に対応)
〇 世の中で起きている様々な出来事や問題に興味・関心を持ち、自分ごととして考えることができる生徒(「地球感覚」に対応)







「わたしの力を、未来のために」

大妻多摩は、ここに揚げた教育理念を常に念頭に置き、生徒ひとりひとりが未来の社会を支える人間に成長してくれることを願いながら、日々の教育活動を行っていきます。