OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

#14 トルコのいろいろな食べ物②【トルコ滞在記】

更新日時:2022年10月13日

#14 トルコのいろいろな食べ物②【トルコ滞在記】

こういうドンドルマ売りは観光客相手の店



#14 トルコのいろいろな食べ物② (2014年6月25日)

今回はトルコのスイーツの一部を紹介して、食べ物シリーズを終えます。

まずはトルコのアイス「ドンドルマ」。日本でものびるアイスとしてよく知られていますが、トルコ人はわざわざ買うたびに伸ばすのを楽しんだりはしません。上の写真のような衣装でパフォーマンスをするのは観光客相手の店。

 
トルコでは日本と同じように普通にコーンに好きなドンドルマをのせてもらい、好きなトッピングをつけてもらって普通に食べます。

次は「バクラヴァ」。パイをはちみつに漬けたもので、かなり甘く、数個食べるとこれだけでお腹いっぱいに。

 

このお店はピスタチオを砕いた粉をたくさんのせています



サフランボルのおばあちゃん自家製のバクラヴァ。絶品でした!


そして「カダイフ」。麺状の生地を焼いてシロップをかけたものです。トルコ人の主婦が家庭で作ったりもします。ある家庭でいただいたものは、まるでかた焼きそばにあんのかわりにシロップがたっぷりかかったもののようでした。これも甘い。

 


はじめて見たらこれは何だと思うようなお菓子。よく店先に積んであります。

 
バザールへ行くと、バクラヴァやカダイフをはじめとしたスイーツが山積みになっています。


手前左はカダイフ。手前右はバクラヴァ。

 
次は「ロクム」。よくトルコ土産になるお菓子で知っている人も多いかもしれません。砂糖、でんぷん、ナッツ類を混ぜて作ったお菓子で、食感はやわらか。いろいろな種類のロクムがありますが、私はココナツがまぶしてあるロクムが好きです。トルコ中西部のサフランボルという町はこのロクムで有名です。トルコセミナーではこのロクムの製造体験もしてみてはどうかと考えています。ちなみに英語で「ターキッシュ・ディライト」と呼ばれるのはこのロクムです。

 


ロクムもいろんな種類がバザールに山積みに

 
次はおまけ。コンヤという街のレストランで食べたデザート盛り合わせ。真ん中の丸いお菓子は「ヘルワ」というセモリナ粉を使ったお菓子。これはトルコの他のスイーツよりも甘さ控えめ。上のピンクは何かというと、バラの花びらのクリームで描いた「セマーゼン(セマーを舞う人)」。コンヤという町はイスラム神秘主義のセマー(旋回舞踊)で有名な、イスラムの聖地なのです。

 


見た目も美しく、味も美味しい。

 
トルコのスイーツは、とにかく甘い!めちゃくちゃ甘いです!トルコを訪れた際には太ることを気にせず、いろいろと食べてみるとよいでしょう。トルコの人たちはたくさん食事をしても、スイーツは文字通り別腹と言う感じで、「まだ食べるの?」というくらいよく食べる人が多いです。
 
そして最後はドリンク。トルコの街角ではその場でフルーツジュースを作ってくれるお店や屋台があります。「メイヴェ・スユ」といってしぼりたてのフルーツのジュース。トルコは農業大国ですから、フルーツも豊富。日本では1000円近くするようなスイカもトルコでは250円ほどです。

 


しぼりたては美味しいですよ。そんなに冷えてるわけではありませんが。



※本連載は、2014年~2015年にかけて掲載していた記事の復刻になります。
※記事の一覧は こちら からご確認いただけます。