#12 トルコのいろいろな食べ物①【トルコ滞在記】
更新日時:2022年10月3日

ケバブ屋は街を歩くと至る所で目にします
#12 トルコのいろいろな食べ物① (2014年6月15日)
さぁ、今回はトルコのいろいろな食べ物を紹介します。
私もまだすべて食べつくしたわけではないので、これから紹介するのは世界三大料理のひとつのトルコ料理のほんの一部分です。
まずはトルコ料理といって皆さんが思い浮かべるのは「ケバブ」でしょうか。 ケバブといっても材料の肉は、羊・鶏・牛とさまざまで、調理法によっても「ドネル・ケバブ」、「シシ・ケバブ」とあります。「ドネル」はトルコ語で「回転する」、「シシ」は「串」という意味です。
店先で調理中のシシ・ケバブ。圧巻!
レストランで出されるとこんな感じに
またケバブは地方によってもその郷土独自の名物のケバブがあります。
これはサフランボルという街の名物「クユ・ケバブ」。地面に掘った深い穴(クユ)の底で焼き上げるケバブ。濃い味付けではなく素材の味を楽しめ、日本人向きかもしれません。
サフランボル名物 クユ・ケバブ
次は最近、日本でも有名になってきた「濡れバーガー」。
蒸したハンバーガーのバンズにケチャップがしみています。バンズがびしょびしょでグチャグチャかと思ったら、そんなこともなく、かなり美味しいです。お酒を飲んだ後に二つ三つと買う人も多いようです。
一つ150円。見た目と違い一つじゃ足りないほどのおいしさ
次は「ココレッチ」。羊の腸を巻いてあります。 これを刻んでパンにはさんで食べます。私はそのまま食べたかったのですが…。トルコでもグロテスクな?食材もあるのですが、ここでは紹介しません。
手前の横に長いのががココレッチ。左にはお決まりのケバブ
最後にコンヤという街の名物「エトリ・エキメッキ」。 エキメッキとはパンのこと。このものすごく長いピザのようなものは、近くのエトリ・エキメッキ屋さんに上に載せる肉や野菜を自分の好みで持ち込みます。エトリ・エキメッキ屋さんではパン生地だけを用意していて、その上に具材を載せ、かまどで焼きあげてくれます。かまどから出した直後のものは最高の味です!
これを家庭に持ち帰って適度な長さに切って食べます
次回はスイーツを紹介して、食べ物シリーズをいったん終えましょう。