#00 はじめに 【トルコ滞在記】
更新日時:2022年9月9日
#00 はじめに
トルコの国内情勢やコロナ禍などの理由で長らく実施できていなかった「トルコセミナー」。代替のセミナーとして「ドバイセミナー」を実施していましたが、今年度は本来の「トルコセミナー」を実施する予定で、生徒のみなさんもトルコへの関心が高まっていることと思います。
「トルコセミナー」自体は2013年から始まりましたが、大妻多摩とトルコとのご縁は深く、2014年~2015年には国語科の矢澤先生がサバティカル制度(※)を利用し、トルコはイスタンブールのIstanbul Sabahattin Zaim University大学院に客員研究員として在籍し、『トルコにおける日本語教育』『日本-トルコの相互交流の将来』をテーマに調査・研究も行っていました。
(※教員が自由に研究に取り組める1年間の教員研修制度のことです。)
矢澤先生の研究成果のひとつでもある、国立セルチュク大学日本語日本文学科長のオカン・ハルク・アクバイ教授と共同執筆した『Klasik Japoncaya Giris』(日本語だと『古典日本語入門』)は、現在でもトルコの日本語教育に役立っています。
本連載は矢澤先生が留学当時に学校HPで連載していた「トルコ滞在記」を復刻したものです。(復刻版であり、現在の状況に基づいて書かれたものではない点はご了承ください)
全31回を、今日から2~3日置きに更新していきます。
生徒の皆さんをはじめ、保護者の皆様が読んでも楽しくトルコについて学ぶことができます。
ぜひご覧ください。