教員つれづれ草 4段
更新日時:2010年4月10日
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教員つれづれ草 4段
先日、新宿の末広亭に、大妻多摩の教員数人と落語を観に行きました。6代目円楽襲名披露興行というだけあり、開場の頃には長蛇の列。立ち見客がいるほどの超満員でした。
英語科 吉田
私自身たまにテレビで笑点は観るものの、落語を聞くことは今回が初めてでしたが、これが予想以上に面白い。大妻多摩には、落語がとても好きな教員が1名いらっしゃるので、その方に解説をして頂けたらもっと楽しめたのでしょうが、その日はあいにく仕事の都合でいらっしゃいませんでした。残念。それは次回に持ち越しです。
落語は、多少の身振りや扇子を使うだけで、基本的には噺家さんの語りです。話して聞かせるだけで観客を笑わせるので、噺家さんの話す技術が非常に求められますね。また話の中には古典の内容もでてくるため、そういった奥深さと噺家さんの技術とが合わさって、あのように面白いものになるのだと思います。知り合いにお笑いをやっている人がいる関係でお笑いライブに一度行ったことがありますが、落語のように老若男女が大笑いできるというのは、やはり日本人の感性を凝縮させた、昔からの大衆芸能ならではだと感じました。
日本の芸能は、歌舞伎などもそうですが、気張らずに気軽に楽しめるものです。皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか?