教員つれづれ草 218段
更新日時:2016年5月2日
教員つれづれ草 218段
私が中高生のころ、学校ではよく音読をさせられた。英文の暗誦だけではなく、古文や漢文でも音読した。
なぜ私たちは日本語をしゃべることができるのか? 答えは毎日しゃべっているからだろう。「日本人に生まれたから」ではないはずだ。日々、反復して音読しているからこそ定着しているといえる。そう考えると、勉強にも音読が大切なのだろう。教科書を勉強するときも、黙読よりは音読のほうがよいはずだ。
私たちももっと生徒に音読の重要性を伝えていくべきではないだろうか。
井の中の高野聖