教員つれづれ草 32段
更新日時:2010年5月26日
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教員つれづれ草 32段
中1 太宰治の『走れメロス』
20ページ足らずの短編で、手に汗にぎる時間を。詳しくは「扉のむこう」の13ページを見てほしい。
中2 夏目漱石の『坊ちゃん』
まだ読んでいない人。日本人としてこの名作を知らないでは恥ずかしい。ぜひこの機会に。
中3 井伏鱒二の『黒い雨』
修学旅行で広島に行くなら、ぜひ読んでおいてほしい。唯一の被爆国の一員として。
高1 島崎藤村の『破戒』
とにかく熱い(主人公が?)小説。読み始めたら没頭するはず。部落問題を取り上げた名作としてぜひ読んで欲しい。
高2 井上靖の『天平の甍』
今年は平城遷都1300年。こんな時に修学旅行とは最高の幸せだ。ぜひ鑑真とその周りの人々の苦闘を!
高3
さてどうしよう。せっかくだから前向きに、受験勉強の息抜きとして本を読むのもよいのでは?……。昨年の第一志望合格者に、センター直前でも本を読み続けた人もいた。ようは焦らないこと。気持ちの余裕も大切だ。上で取りあげた本をまだ読んでいない人はぜひこの機会に!
6月9日から、朝読書週間が始まる。10分間(ほぼ14日×10分で、なんと140分)あれば意外とたくさん読める。みんなで読書に没頭しよう。
井の中の高野聖