教員つれづれ草 241段
更新日時:2017年7月13日
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教員つれづれ草 241段
人と話をする時、私はあまり相手の目を見ていないかもしれない。基本的に人見知りするタイプ(笑)なので、ふと目線を避けるのだろう。ちゃんと目を見て話さなければと思いつつも、そらしている時がある。
もしかしたら、このことで相手(生徒)に悪い印象を与えてしまっているのではと少し気にしている。目を見ていないことから、「この人(先生)は私に関心を持っていないのでは」と疑心暗鬼にさせていたとしたらかわいそうである。教員失格かもしれない。
生徒はよく教員を見ている。ちょっとした仕草や目線そして言葉がけで、少なからず影響を受けるものだ。
心理学者のカール・ロジャ-スがこんなことを言っている。
「自分について関心を持たれている、大切にされている、理解されている、愛されている、と実感したとき、人は自己成長力を発揮する」
肝に銘じておきたい。
井の中の高野聖