教員つれづれ草 14段
更新日時:2010年4月28日
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教員つれづれ草 14段
人間にとって最大のぜいたくは何か。一人で、ある一定の空間を独占することだろう。そこに一人また一人と人が入ってくると孤独ではなくなるが、その分ストレスはたまる。気を遣う。声をかける。その配慮がストレスをよぶ。
集団生活をするということはこのストレスと上手につきあっていくことではないか。人は一人では生きていけないのだから、このストレスを受けいれることが大切だろう。
学校生活はある意味ストレスへの耐性を鍛える場ともいえる。決して楽しいことばかりではない。耐えねばならないことを上手にさばいていくすべを学ぶ大切な機会なのである。その意味では、生徒も教員も同じなのかもしれない。
井の中の高野聖