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学校生活

ドイツ 留学レポート from 広瀬さん【2019年度】

更新日時:2020年2月4日

ドイツ 留学レポート from 広瀬さん【2019年度】

高校1年生(32期生)  ドイツ留学


Berufskolleg Senneにて


Guten Tag!! 私はドイツのBielefeldにあるBerufskolleg Senneに留学しています。日本を発ってから約1か月が経ち、ドイツの生活にも慣れ、毎日楽しく過ごしています。私のドイツでの生活について紹介します。ドイツの気温は日本と同様5度前後と肌寒い程度で、思ったより寒くありません。ですが、最近は寒くなり0度を下回ることもありあす。三年前には大きな湖、Oberseeが完全に凍るほど寒かったそうですが、今年は例年より暖かいようです。冬の日照時間は短く、朝の9時くらいからようやく明るくなり、夕方の17時くらいにはすっかり暗くなってしまいます。また、晴れの日は週に2日ほどで、ほとんどの日が曇りです。


Guten Tag!! I’m studying at Berufskolleg Senne in Germany. Around a month has gone since I left Japan. I got used to life in Germany, so I have exciting time every day. Id like to talk about my life in Germany. The temperature is around five, the same as in Japan. But its getting cold recently. Its not colder than usual this winter. The hours of day light are short in winter and it’s very cloudy in Germany.





 まず、学校についてです。学校は730分から始まるため、毎朝5時半に起きます。学校には、Bielefeld市内の電車とバスに乗れる定期券を使って通っています。この学校には、デザインや化学を専攻している生徒が通っています。日本のように自分のクラスのための教室はなく、すべての授業は、指定された教室に荷物を持って移動します。日本と違って、授業を行う教室が突然変更されたり、先生が遅れてきたりすることが頻繁にあります。そのため、生徒は専用のアプリで変更事項を確認しています。私たちは、様々な教室に行き、様々な人と一緒に授業を受けています。授業は基本的に、母国語であるドイツ語で行われますが、英語の授業はすべて英語で行われます。ある英語の授業では、“自分の英語のスキルを上げるための改善点”を考えてプレゼンテーションをしました。また、宗教の授業を見学した時は、安楽死について話し合うなど、聞く授業よりも実際に体験して学ぶ授業が多いと感じました。この学校には日本語の授業があります。日本での英語の学習のように日本の文化について書かれた文章を読みながら日本語を勉強していました。この間は、書道が好きな子が私の名前を草書で書いてくれてとても嬉しかったです。たくさんの友達が、会うと日本語を披露してくれてかわいいです。私のお気に入りは、車の模型を作る授業と造本の授業です。車の模型を作る授業では、車のボディから部品まで初めて見る機材を使ってすべて自分の手で作ります。キットのようなものはなく、すべて自分の自由に作ることができるのでとてもやりがいがありました。本を作る授業では、紙をカットして糸で縫い付けるところから、布で表紙を作るところまで手作業でやります。私は細かい作業が好きなので、とても楽しい時間でした。学校は1415分までで、90分授業が4コマあります。驚くことに、お昼休みの時間はないため、授業の合間の15分休憩の間に家から持ってきたパンやフルーツを食べます。授業の後は、街に出かけたり、友達の家に遊びに行ったりします。ドイツの学校には部活がないので、それぞれ習い事に通います。私のバディは1週間に2回に少林寺拳法を習いに行っています。学校のない休日は家族や友達と出かけて過ごしています。日曜日は「日曜閉店法」により、ほとんどのお店が閉まり、バスや電車の本数も少ないので、湖や動物園に行き散歩したり、親戚の家に遊びに行ったりして過ごします。


First, I’d like to write about school, Berufskolleg Senne. The school starts at seven thirty, so I get up at five thirty. There are some students who major design or chemistry in school. They dont have classrooms for their classes, so they have to move to the next class carrying their bags.

I take some classes with different people. All teachers teach in German, but all English classes are taught in English. In one English class, I gave a presentation about “Improvements to improve my English skills. This school has Japanese classes. They were studying Japanese by reading textbook about Japanese culture, like studying English in Japan. During this time, I was glad that my friend wrote my name in the Japanese cursive style. My friends are so cute because they showed me Japanese. My favorite classes are product design where I was making a car model and making books in bookbinding. In the class where I made a car model, I could make things, from parts to body of the car, with machines which I saw for the first time. I was happy to be able to make everything by myself. In the class of making books, I could work from cutting paper and sewing it to making a cover with cloth. I like detailed work, so it was really fun. Surprisingly, there is no lunch break, so I eat bread and fruits during 15-minute breaks between classes. After school, we go to town or my friends house. There are no club activities in Germany, so my buddy goes to learn Shaolin-kempo twice a week. On holiday, I spend good time with my host family or friends. On Sunday, almost all shops are closed and there are few buses and trains, so I have a good time going to a lake or zoo.






 休日に友達とデュッセルドルフに行きました。デュッセルドルフには日本街があります。そこには、日本の企業や飲食店などがあり、多くの日本人が住んでいます。日本だけでなく、中国や韓国のお店もあります。また、アジアショップというスーパーがあり、アジア各国の食料品が売られていました。ドイツ人は、ラーメンやうどんなどの麺類を好むそうで、寿司屋よりもラーメン屋が多かったことには驚きました。そして、本屋には日本の雑誌、漫画、雑貨が売られていましたが、日本で売られている値段のおよそ2倍もするのでびっくりしました。また、「デュッセルドルフ日本映画週間」が開催中でした。1月から2月の間、日本映画を無料で見ることができ、今年で14回目だそうです。デュッセルドルフはドイツ人にとって、一番日本を感じられる“Mini Japan”として特別な存在なのだと感じました。


On a weekend, I went to Düsseldorf with my friends. There is a Japanese town with many Japanese companies and restaurants in Düsseldorf. There is a supermarket called an Asian shop, where foods from Asian countries are sold. I was surprised that there were more ramen restaurants than sushi restaurants. Also, a“Japanese movie week in Düsseldorf“ is being held. You can watch Japanese movies for free between January and February. I think Düsseldorf is a special place for German because they call it “mini Japan, which makes them feel like they are in Japan the most.





次に、ドイツの環境への取り組みについてです。ドイツでは、環境に対する意識が高いと思わされることがいくつかありました。特に、スーパーの仕組みは日本と大きく違います。野菜やフルーツ、お肉は日本のようにビニール袋やトレイで分けられておらず、1個単位で買うことができます。そのため、量り売りが基本になっていて、計測台に置き、重さに応じて値段が決まります。1個以上買う場合にはビニール袋に入れるのですが、環境保全のためにそれ用の小さなバックも売っています。そして、値段とバーコードが印刷されたシールを直接貼ります。私が一番興味深く感じたことは、ペットボトルのリサイクル方法です。ほとんどのペットボトルにマークがついていて、それらをスーパーにある機械に入れるとその分の金額とバーコードが印刷された紙が出てきて、会計のときに使うことができます。これは、ビンや缶も同じように行われます。ペットボトルと缶は25セント、ビンは8セント返金されます。このような仕組みだと、きちんと分別して捨てようという意識がうまれるので、自然とポイ捨てや無分別ゴミが減ってくると思いました。また、スーパーに限らず、ほとんどのお店では商品をビニール袋に入れずにそのまま渡されます。このため、いつもエコバックを持ち歩いておく必要がありますが、エコバックを忘れたときは、紙袋か布袋を買うこともできます。そして、街にはたくさんのゴミ箱があります。日本にコンビニがたくさんあるように、街を歩いていたらゴミ箱を見ないことはないくらいあります。ゴミ箱は「分別をするタイプ」と「分別をしていないタイプ」の2種類あります。分別をするタイプは、主に3つに分かれていて、色で判断します。黄色はプラスチック、青色は紙ごみ、黒はその他です。この色の区別は、どこでも共通なのでパッと見ただけで判断でき、とても便利です。また、電車のドアはボタンを押したら開くシステムで、電気をあまり使わない努力を感じます。そして、ドイツは風力発電の割合が高く、実際にたくさんの風車を見ることができました。


 Second, Id like to write about environmental activities. There are several things that seemed to environmental commitments in Germany. Vegetables, fruits and meats aren’t separated by plastic bags or plastic trays at German supermarkets. What interested me the most is how they recycle plastic bottles. If you put plastic bottles in a machine, you can get a refund according to the number of bottles. I think its a good way to eliminate littering. A lot of shops don’t use plastic bags to pack goods, so you have to carry eco bags. There are a lot of trash cans in the city. It’s separated three colors, yellow is for plastic, blue is for paper and black is for other trash. Its very useful because its easy to distinguish. When you want to open the train doors, you have to push button. I felt an effort not to use much electricity in a country. I saw a lot of windmilsl that produce electricity.





 


中学三年生の時にオーストラリアに行った時よりも日本との違いを多く発見し、特に日本にはどこのトイレにもウォシュレットがあり、浴槽につかるという習慣は日本ならではの良さだなと思いました。最初は初めての場所に1人で42日間過ごすことに不安がありましたが、今では素敵なホストファミリーと友達に助けられながら、毎日が新しいことの連続で、充実 した日々を過ごしています。ドイツに来てしばらくして、”Das bitte!”(これください!)と1人でパンを買えたときには、嬉しく大きな達成感を感じたことを思い出します。この留学に参加させてくださった先生方や家族への感謝の気持ちを胸に、残りの二週間、たくさんのことに挑戦して、今までと違う自分を見せられるよう努めたいと思います。 読んでいただきありがとうございました。Auf Wiedersehen



 I found more differences from Japan than when I went to Australia, and Im having fun time every day. This time, I feel Its really good that there are “washlet” toilets everywhere and habit of taking a bath in Japan. I was worried about going to unknown places alone before I came here, but I have fulfilling days because my host family and friends always help me and I find new things every day. I remember how glad I was to be able to buy bread alone by saying Das bitte!a few weeks ago. I would like to thank to the teachers and family for letting me take part in this study abroad. I’ll try a lot to show my mature self in two weeks. Thank you for reading. Auf Wiedersehen!!