OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

「ロイロノート・スクール」の活用

更新日時:2020年5月13日

「ロイロノート・スクール」の活用

大妻多摩では、この臨時休業期間に、生徒の学びを止めないために、4月13日(月)の授業から、「Web 等による課題配信授業」を平常時間割通りに実施しております。形式は次の通りです。(ページ上部の写真は、各学年、クラスごとに用意されている授業です)



授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」の活用

ロイロノート・スクールとは、資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有などが双方向で簡単にできる授業支援クラウドです。生徒たちが自ら考え表現する学びや、個別最適化された学び。そして遠隔学習にも効果を発揮することができるものとなっています。このロイロノート・スクールを使って、すべての教科・科目の授業をこの1ヶ月間進めていくことができました。平常時間割通りということもあり、生徒は、毎日登校して授業を受けていたときと同じように、4月から自宅において授業を受けることができています。いつも以上に、取り組む課題もあり、この逆境のなか生徒の「主体的」学習姿勢も少しずつ身についているように思われます。その他、補完的なものとして、「スタディーサプリ動画」や「NHK for スクール動画」の活用もあり、生徒はさまざまなアプローチで主体的な学習を進めています。

写真1)授業の資料、課題など

写真2)生徒からの質問

写真3)授業内に出している課題





教科によっては、必要な部分を厳選して教員による「YouTube 動画」を案内しています。
各学年のホームルームや道徳・探究の授業なども、ロイロノート・スクールを活用しております。教員から送られるカードには、音声も吹き込むことができ、生徒はそれを聞いて学びを深めていきます。

写真4)生徒の解答


また、部分的には動画もロイロから送ることができ、さまざまなアプローチによる双方向学習を実現しているといえるでしょう。
ちなみに高校2年生では、「私の一品」と題して、1分間動画を作成し、みんなで共有し合うという取り組みをホームルームでやってみました。教員が、1分間動画で「私の一品」を紹介し、ロイロノートを通じて、生徒に例として送りました。それを受けて生徒が動画を作成するという試みです。
このような状況ではありますが、日常に近い形での「学びの機会」を、これから先も共有していければと思っています。