OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

第33回 体育祭 振り返り

更新日時:2020年10月14日

第33回 体育祭 振り返り

第33回 体育祭

66日に予定されていた体育祭は1010日に延期され、例年では晴れる予想のこの日は台風に見舞われ、ようやく1012日の月曜日に多摩キャンパス人工芝共用グラウンドで開かれました。

 

台風一過、生徒たちの思いが通じ青空が顔を見せ、絶好の体育祭日和となりました。今年度は来賓・保護者もご招待出来ず、午前中だけの短縮版、各学年一種目ずつの参加でしたが、今年度初めての全校生徒一同に会するラジオ体操に始まり、各学年の体育委員のきびきびした先導によって素晴らしい体育祭になりました。

 

今年のスローガンは「翔」。空高く翔る(かける)という意味もあり、世界中が困難な状況に置かれている今だからこそ、大妻多摩の生徒たちは不安な気持ちを吹き飛ばして元気いっぱい競技に臨みました。毎年恒例の競技の中でも生徒が密集した競技は避け、競技後には手指消毒をしながらでしたが、中1は「大玉リレー」、中2は「玉入れ」、中3は「綱奪い」、高1は「台風の目」、高2は「ローハイド」、そして高3は「玉入れ」で点数を競い合いました。今年の優勝は白組でした。

ダンス係の生徒が中心となって振り付け・構成・指導をした「ダンス」のタイトルは「不死鳥」。「死んでも蘇ることで永遠の時を生きる不死身の鳥。自ら炎に身を投げるが、再び立ち上がり再生する。不滅の魂が私たちをそれぞれの空へ羽ばたかせる」とプログラムに書いてあるように、「翔」というスローガンともコラボした、そして「死と再生」という希望に満ちたストーリー展開は、赤と黒の衣装もあいまって息をのむ美しさでした。高3の保護者に皆さまには、多摩中高6年間の集大成であるダンスを見ていただくため、その時間だけ、生徒一人につき一名のご観覧をしていただきました。

 

短縮版ではありましたが、生徒のみなさんの若さと熱意の凝縮した、思い出に残る体育祭になりました。生徒の皆さん、ご指導の先生がた、常日頃大妻多摩を見守って下さっている保護者の皆さまに感謝申し上げます。(学校長 谷林記)