【進路指導】明治大学駿河台キャンパスを訪問しました
更新日時:2025年10月27日
博物館見学
【進路指導】明治大学駿河台キャンパスを訪問しました
ごきげんよう。10月23日(水)に、中3~高2の生徒22名が明治大学駿河台キャンパスを訪問・見学しました。
ご講演と案内を務めてくださったのは明治大学法学部教授の村上 一博(むらかみ かずひろ)先生と、村上先生のゼミ生で大妻多摩の卒業生である法学部生1名です。 村上先生は「明治大学 法学部長」「明治大学 図書館長」「明治大学 博物館長」など、多くの重要ポストを歴任されており、長きにわたって明治大学法学部で活躍されています。近年はNHKの連続テレビ小説「虎に翼」で「法律考証」を担当するなど、法学の重要性や興味深さを多くの世代に届けるために広くご活躍されている先生です。 (先生のご紹介はこちら)
村上先生のご講演では、明治大学の魅力や法学部で学ぶことの奥深さをお話しいただきました。先生はNHKの連続テレビ小説「虎に翼」に紐付けて「男女平等」を例に様々な問題を分かりやすく提起してくださり、親しみ深い語り口に生徒は笑いを交えながら熱心に耳を傾けておりました。ひとつのテーマだけで1年間授業ができてしまうほどに様々な課題や論点がある現状で、それらを丁寧に考えていくことが法学部で学ぶ意義なのだと生徒たちは実感できたようです。
ご講演の後は、キャンパスを案内していただきました。駿河台キャンパスは象徴的な「リバティータワー」をはじめとする近代的な建造物から成り、主にエレベーターで移動してタワー内を見学しました。
まず驚いたのは博物館の広さと充実ぶりです。明治大学の特色からテーマが絞られている点が興味深く、様々な恐ろしい拷問刑罰具の展示を目の当たりにした生徒は人権教育の必要性を改めて学ぶことができた様子でした。
中央図書館の入り口には「肝心な点は感動すること、愛すること、望むこと、身ぶるいすること、生きることです」というロダンの言葉が大きく掲げられており、明治大学の学びに向かう熱意が肌身に伝わってきました。(駿河台キャンパスの様子はこちら)
左)大学入り口
中央)明治大学博物館入口
右)マスコットキャラクター
「めいじろう」(博物館バージョン)
大妻多摩卒業生の現役明大生からは、大学で学ぶことの魅力を話していただきました。法学の勉強はもちろん、自分の興味から語学にも熱心に取り組んでおられ、「大学は人生の寄り道ができる場所。自分の興味あるものにたくさん寄り道をして、自分の軸をつくることができる」というメッセージが生徒の胸に強く響いたようです。お話しいただいた後、生徒は先輩に対して非常に多くの質問を投げかけていました。質問内容は学部選択から大学のお気に入りの場所まで多岐にわたりましたが、特に印象的に残ったのは、「明治大学を選んだ理由は何ですか?」という質問に対し、「私は将来なりたい自分像があり、そこから逆算して明治大学を選んだ」という力強いメッセージを返していたことです。生徒は明治大学の魅力を十二分に知ることができた様子でした。
学びの熱を授けてくださった村上先生と卒業生に心より感謝申し上げます。