OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

【社会】中間考査終了後のテスト振り返りワークの様子

更新日時:2025年6月2日

【社会】中間考査終了後のテスト振り返りワークの様子

高校3年生(36期生)、高校1年生(38期生) 

中間考査終了後のテスト振り返りワークの様子(高1歴史総合と高3日本史演習)


 高校1年生の授業「歴史総合」で、いつもと違うワークに取り組みました。テストの返却というと、生徒は点数の善し悪しで盛り上がり、キャーキャー叫んだりするのですが、返却が終わって、解説をすると、ほとんど聞いてくれません。自分の結果に一喜一憂して、解説なんてどうでもいい!というムードなのです。



そこで、今回、テスト後の最初の授業では、以下のようなワークに取り組んでもらいました。

 熱心に取り組んでくれるか少し不安だったのですが、予想を裏切る盛り上がりようでびっくりしました。アクティブラーニングで、こんなに活発に議論が盛り上がるのは、初めてではと思うくらいの盛り上がりでした。

 同様のワークを高校3年生の授業でも行いました。これまた、活発な議論と役割分担がなされていて、とてもスムーズに展開されていました。友達と協力して、難題を解決していくという力は、他者との関わりのなかで相互に高め合う点でもとても大切なスキルです。
 他者と共同するスキルや、苦手ならば恥ずかしからず教えてもらう、また、得意であるならばどんどん教えてあげるという姿勢が大切でしょう。



 生徒はこのようなスキルを駆使して議論してくれました。私の聞こえた限りですが、どの班も最後まで無駄話はなかったように思います。このようなスキルは広い意味で非認知能力にあたるでしょう。生徒の非認知能力はとても高いのだと改めて認識することができました。学級日誌の生徒のコメントには「グルーブになってみんなで正解を出すのが新しくて楽しかったです」とありました。今後もこのような機会を設けることができればと思います。