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学校生活

【中3有志】朝日新聞東京本社 見学&懇談

更新日時:2024年12月23日

【中3有志】朝日新聞東京本社 見学&懇談

 

【中3有志】朝日新聞東京本社 見学&懇談

 12月11日、中3有志で朝日新聞東京本社の見学に行きました。
 試験を終えて授業自体はお休みの日でしたが、約20名の生徒が参加しました。

 見学会では、主に3つのプログラムが行われました。

①新聞ができるまで
 取材から発送までの流れや、新聞記者の1日、記事を書く上で大切にしていることなどを、映像を使って分かりやすくお話ししていただきました。


②講演・懇談
 大妻多摩だけの特別企画となる講演・懇談には、GE(ゼネラルエディター・編集部門のトップ)の春日芳晃さんと、国際報道部 記者の加藤あず佐さんに来ていただきました。
 加藤さんは、戦闘が始まって1年となる今年の9月末から、イスラエルやパレスチナ自治区の現場で取材されていました。講演ではその時の写真や音声を使いながら、戦闘の中で暮らす住民の方々についてお話をしてくださいました。
 貴重なお話の数々に、生徒は真剣な面持ちで、時にメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。 

 講演の後の質問タイムではたくさんの鋭い質問が飛びました。
 加藤さんはその一つ一つに丁寧に答えてくださるとともに、「双方の話をよく聞くことで見えてくるものがある」という新聞記者としての視点を生徒に与えてくださいました。

③社内見学
 講演の後には社内を案内していただき、編集局を見学しました。
 記事が生み出されている現場に立ち合うことができ、生徒たちも興味津々の様子でした。

 情報があふれるこの時代に新聞が持つ意味とは。
 「新聞を作る」「働く」とはどういうことなのか。
 戦争はどうすればなくなるのか。
 
 教室の外に出て、知らない世界の一端に触れ、普遍的な問いについて深く考える貴重な時間となりました。