今回も数学科教員のSが体育祭の舞台裏を紹介します。最終回となる今回は色別リレーについて。このリレーは体育祭の一番最後の種目で、中１から高３まで各クラスの代表生徒が走ります。そのため、各クラスの中で短距離走が早い人達が選ばれます。（前回の記事はこちら）

このリレーは毎年教員チームが参加します。ちなみに教員チームは必ずしも短距離走が早い人が選ばれるわけではないようです(笑)比較的若い先生が選ばれることが多いようです。私は40代で決して若くないため(涙)、昨年は選ばれることはありませんでした。このまま退職まで選ばれることはないかと思っていましたが、今年は選ばれました。しかも高3担任をしているからという理由でアンカーで走るよう任命されました。

当日いきなり全力で走ると怪我が怖いので、体育祭前日の予行の日には有志の先生方で練習をしました。自分の趣味で長距離をゆっくり走ることは得意なのですが、短距離を全力で走るのは決して得意ではないので良い練習が出来ました。


そして迎えた本番、教員チームは生徒に離されたり近づいたりを繰り返しましたが、順位は５位のまま（つまり最下位）でしたが、アンカーの私にバトンが渡ってきたときには４位と５位のちょうど良い争いになりました。私は全力で走りましたが、４位の生徒と良い勝負にはなりましたが追い抜くことは出来ませんでした。

放送委員の実況では「S先生大人げないです」と言われてしまいましたが（笑）、生徒と真剣勝負できたのは私にとっても良い経験となりました。