OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

【高3生物】多摩動物公園 実習

更新日時:2024年6月5日

【高3生物】多摩動物公園 実習

多摩動物公園にて

高校3年生(35期生)

【高3生物】多摩動物公園実習

去る5月29日、毎年恒例、高3生物履修者と共に多摩動物公園へ行ってきました。

これは授業の一貫で動物行動観察実習を行うためです。今年度は授業の配置上、高3の自由選択生物を履修している人を授業の一環として引率しましたが、当日午後に授業が無く空いている生徒(自由選択を取っていない生物履修者)も数名「多摩動物公園で観察したい!!」ということで一緒に行きました。

前日までの嵐が嘘のように快晴で、汗だくになるほどでした。

(カンガルーからも「あづ~い・・・」という声が聞こえそうなほどです)


まずはライオンバスに全員で乗車して、ライオンがエサを食べる様子を間近で観察し、大興奮。

(ライオンの顔のパーツ大きさに皆が注目!)


その後、皆思い思いの方向に分かれ、放飼場の動物の行動観察をはじめました。30分間ほどじっくり行動を観察しつつ、記録しつつ、という作業です。時間があっというまに過ぎていきました。

(じっくり観察を始めました。動きの多い動物の行動観察は記録の仕方に工夫が必要です)


引率者の筆者は、あの広大な多摩動物公園を高速で歩きながら各生徒の様子を見つつ、動物に挨拶をしつつ過ごしました。いくつか行っている野外実習のうち、一番腓腹筋が筋肉痛になるのは実はこの実習です。途中、野生の痕跡を見つけることもあり、なんだかちょっと皮肉を感じる場面もありました。が、こちらも存分に動物公園を楽しめました。1年に1回の役得です。

(おそらくタヌキの足跡。タヌキの放飼場もあるので、なんとも切ない気分・・・)


授業が終わる頃に再集合し、無事を確認してからは自由行動になりました。皆塾などに急いで出るかと思いきや、見たり無い!とのことでまた園内の方々に散っていきました。昆虫館に走って行ったグループもあれば、ニホンザルの猿山に帰る・・・ではなくて観察を続けに行くグループもあり、生物選択者のいきもの愛をひしひしと感じました。今年も無事に楽しく実施できたことにホッとしています。

(お気に入りのレッサーパンダはちょうど木に登るパフォーマンスをしてくれました。自分の見せ方をよくわかっています!!)