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学校生活

【中1】JICA海外協力隊の方による「異文化理解」講演

更新日時:2023年2月20日

【中1】JICA海外協力隊の方による「異文化理解」講演

中学1年生(38期生)



JICA海外協力隊の方による「異文化理解」講演


2月13日(月)1限、国際教育プロジェクトの一環で、「異文化理解」に関する講演を聞きました。講演された方は、JICA海外協力隊の一員として、2018年~2020年3年間、フィジー共和国で病院内栄養士をされた方でした。国際協力に興味を持ったきっかけ、フィジー共和国について、壮絶な環境で過ごすことで気づいた大切なこと、「多様性」を理解する重要性など、中学生が理解できるように丁寧に話していただきました。

現中1は来年度夏にオーストラリアへ修学旅行(グローバル・キャリア・フィールドワーク:グロキャリ)に出かけます。本校では、海外修学旅行は初めてのことです。日本の当たり前は世界の当たり前ではありません。修学旅行に行く前に意識すべきことも教えてもらい、非常に有益でした。

常に様々なことに「問い」を持ち、来週から始まるグロキャリ事前学習へ意欲的に取り組んでもらいたいと思います。

とある中1生徒による感想

私はフィジーや環境問題のお話を聞いて、驚いたことが3つあります。
 1つ目は、ほとんどの国が蛇口をひねってもきれいな水が出てこないことです。日本では蛇口の水をそのまま飲むことができるので、普通店で水は買わないのですが、海外では店で水を買うことがほとんどだったので驚きました。
 2つ目は、ほとんどの国の人権や健康、生活があまり守られていないことです。アフリカがとても危険な状態であることは知っていたのですが、先進国以外の国はほとんど守られていないことを知り、とても驚きました。
 3つ目は、2020年以降も飢餓が続いていることです。私は毎日ご飯を食べることができていますが、9人に1人が飢餓状態であることを知り、とても驚きました。
 今回のお話を聞いて、世界の多くのことを知れて良かったです。初めて知ったことや驚いたことがたくさんあり、こんなにも世界のことを知らないということに気づきました。