1月27日(土)に、生徒ならびに保護者約60名を対象に、NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」の田中好子事務局長による、パレスチナに関する講演会が開かれました。

　ガザ地区では昨年10月以降、現地を支配するハマスという組織とイスラエルとの間で武力衝突が続いており、数多くの難民が発生しています。このNPO法人は実際に現地に職員がおり、難民に対して生活や食糧の支援を行っている団体です。今回はガザ地区の概要や現地に滞在するNPO法人の職員の話を聞き現在の難民支援の状況などをお話し下さいました。その後の質疑応答では、人質を解放し、武力衝突を終わらせるためには誰がどのように動くことが大切なのか、現地のハマスに対する評価はどうなのか、などの質問が出て、非常に有意義な会となりました。田中氏のいう「まずは現地のことを知ることが大切」との言葉を受けて今後も注視しつつ、生徒達は起こっていることを積極的に調べて、自分には何ができるのか、考えて欲しいと思います。