OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

【中1】国際教育プログラム紹介

更新日時:2024年2月5日

【中1】国際教育プログラム紹介

グローバル・インタラクション・チャレンジ


中学1年生(39期生)

国際教育プログラム紹介

 中学1年生は、半年後(中2の夏休み)に修学旅行でオーストラリアを訪れます。その修学旅行に向けての準備として実施した国際教育プログラムを紹介します。

【グローバル・インタラクション・チャレンジ】


 10月2日~4日にグローバル・インタラクション・チャレンジが実施されました。通常クラスに関係なく編成したグループに海外からの大学院生が一人ずつつき、英語だけの3日間を過ごしました。最初は先生の言葉を全く理解できなかったり、話せなかったりして固まってしまう生徒もいましたが、毎日の活動を通して少しずつ笑顔が見られるようになりました。自己紹介をしたり、留学生の国について学んだり、特技を発表したりするうちに、自分の英語が通じる楽しさも感じたようでした。最終日には、全員がしっかりと英語でスピーチをしていました。

【グローバル・キャリア・フィールドワーク 事前学習①】


 11月27日に、オーストラリアへの修学旅行(グローバル・キャリア・フィールドワーク、以下:グロキャリ)の事前学習(1回目)を行いました。グロキャリの目的は「語学研修」ではなく、「キャリア研修」です。オーストラリアでブリジディーンカレッジ(姉妹校)やクイーズランド大学を訪問したり、現地で働く日本人にインタビューをすることで、進学や就職の際、海外も選択肢に入れることを目的にしています。
 オーストラリアについてのクイズから始まり、グロキャリで楽しみなことや不安なことについて話し合いました。自分を成長させるにはコンフォートゾーン(安心できる環境)を出ることが大切ですが、そのためにはグロキャリでどのような挑戦をすればよいかについて、生徒一人ひとりが考える機会となりました。

【JICA国際協力出前講座】


 1月29日にJICA国際協力出前講座を実施し、開発途上国への援助活動に長年携わってきた方にご講演をいただきました。生徒たちは事前に国際協力の考え方と仕組みについて学習していましたが、実際に現地で活躍されていた方のお話を聞くことで、政府レベルの国際協力について、さらに理解を深めることができました。
 
 講義の後半では、ベトナムをはじめとする東南アジア5カ国に関するクイズをし、生徒たちは楽しみながら積極的に参加していました。楽しむだけではなく、日本とはちがう異文化には必ず理由があることを学びました。

 最後に、人と社会というテーマで、今後、グローバル社会でよりよく生きるためについて必要なことについてのヒントをいただきました。
 グロキャリの目的である、「自分の進路について視野を広げること」と「異なる文化に触れ、多様性について学ぶ」ことに向けて一歩近づけた講演となりました。