【理科】遺伝子組み替え実験
更新日時:2023年9月4日
【理科】遺伝子組み替え実験
そろそろ恒例となりつつある遺伝子組換え実験を、今年も実施しました。
大腸菌にGFP(Green Fluorescent Protein)の遺伝子を導入する実験です。遺伝子組換えが成功した大腸菌は,ブラックライトを当てることで緑色の蛍光を確認することができます。
遺伝子組換えに関しては中学の教科書にも載っているほど身近な事柄ですが,組換え実験の実施はカルタヘナ法という法律によって制限されているため気軽に実施はできません。普段の授業で行う実験とは違い,生徒も教員も,緊張感をもって実験に臨みました。
今年は大妻高校(千代田)からの参加もあり、学校間の交流の場にもなりました。
また、初日の実験前には「遺伝子リテラシー」を考える講義を行い、「遺伝子組換え技術」だけでなく,品種改良などの一般に行われている遺伝子操作技術についても学びを深めました。
大学受験には直結しないかもしれない実験ですが,科学的な考え方を再認識したり,研究分野への興味を引き出したりすることができ,充実した時間となりました。
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