【高1】歌舞伎鑑賞教室に行きました
更新日時:2023年6月17日
高校1年生(36期生)
歌舞伎鑑賞教室に行きました
6月14日(水)、高校1年生が歌舞伎鑑賞教室に行きました。これは、千代田区にある国立劇場が主として若い世代に日本の伝統芸能に親しんでもらうことを目的に開催しているものです。
最初に「歌舞伎のみかた」と称して、実演やクイズを交えながらの舞台装置の説明がありました。役者の方々のテンポ良い解説のおかげで、生徒達も歌舞伎に対する「むずかしそう」というイメージを取り払いやすかったようです。また、舞台上で活躍する役者以外の方々がどのような役割を持ち、実際に何をしているのか、舞台装置の秘密などを知ることができ、とても興味深かったことと思います。
その後、名作『日本振袖始-八岐大蛇と素戔嗚尊-』を鑑賞という流れ。岩長姫が酒を飲み、酔って舞いながら次第に大蛇の本性を見せていく前半から、八岐大蛇となって素戔嗚尊と壮絶な戦いを見せる後半へと、華やかさと迫力にあふれた歌舞伎ならではの舞台でした。
歌舞伎は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の伝統芸能ですが、実際に鑑賞したことがある人はどのくらいいるでしょうか?いざ歌舞伎の世界へ飛び込んでみれば、そこに広がるのは、400年以上の歴史を持ちながら、今もなおも進化し続ける日本文化の粋を集めたエンターティメントの世界です。この歌舞伎鑑賞教室を契機に、ぜひ他の歌舞伎作品も興味を持って鑑賞してみてくださいね。