OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

【中2】JICA海外協力隊の方による講演

更新日時:2023年3月1日

【中2】JICA海外協力隊の方による講演

中学2年生(37期生)


JICA海外協力隊の方による講演


 2月21日、中学2年生は国際教育プログラムの一貫として、イエメンに2年間の滞在経験のあるJICA海外協力隊の方の講演を聴きました。イエメンという国について、聞いたことがない生徒がほとんどの中、イスラム教徒の女性が着用する衣装の着方や着用する意味についてお話されると、生徒は異文化の世界に次第に惹き付けられていきました。日本人の9割はイエメンについて知りませんが、イエメンの人たちは「日本が安全で信用できる国なので大好きだ」ということにも驚きました。

海外の異文化社会では、「普通であること」がそれぞれ異なります。日本とはちがう異文化には必ず理由があり、その理由に疑問を持つこと、また答えを得ようとすることが大切だと知りました。現地では、常に「おじゃまします」の精神で、「自分も相手も大事にすること」が重要だということです。
本日教えていただいた事を念頭に置き、今後の国際教育プログラムに積極的に参加してほしいと願っています。


生徒の感想(一部)

感想文①

 イエメンの人と日本人との文化の違いを知れてよかったです。言語も宗教も文化も違っているので、お互いを理解して生きていくのはとても大変だけど、大切なことだと思いました。前からイエメンの人たちが全身を布でかくしている理由が気になっていたので、日本人が水着で授業を受けていたらどう思うかという話がわかりやすかったです。自分でも他の国の文化を調べてみようと思いました。

感想文②

 イエメンの服の話をしてくださったときに、「お邪魔します」の気持ちでイエメンの服を着たということを聞いて、尊重し合うというのは、それぞれがそれぞれの服を着ることだと思っていたけれど、着てみて初めて分かることもあるだろうし、現地の人と一緒になってみたいと思えてよかったです。このような国際的な仕事のみで活動することに少し抵抗がありましたが、数年単位でなら、やってみたいと感じました。

感想文③

 宗教の考え方によって、生活が多方面に変わってしまうことを知った。土地などの環境でも考え方は多くなるし、変化することを知った。リアルな開発途上国の現状が知れてとても面白かった。言葉の意味も考えさせられた。