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学校生活

夏休みプログラム「福島から学び、自分の未来に向き合う」開催します

更新日時:2021年7月30日

夏休みプログラム「福島から学び、自分の未来に向き合う」開催します

夏休みプログラム 「福島から学び、自分の未来に向き合う」開催します

夏休みに入りましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は、私たち高校3年生の有志2名で企画した、「福島から学び、自分の未来に向き合う」について紹介します。


「福島から学び、自分の未来に向き合う」実施要項

・日時…8月28日(土) 12:00~14:00

・実施場所…大妻多摩中学高等学校 (教室は後日連絡します)

・対象…中学1年生~高校3年生

特に、東日本大震災や原発事故について知りたい人、エネルギー問題に関心がある人、
将来自分が何をしたいか考えたい人はぜひ参加してみてください!!


・申し込み方法
オンラインでも申し込みが可能になりました!以下の2通りのうちどちらかの方法で申し込んでください。締め切りは8月7日です。(より多くの方が参加できるように、1週間延長しました!)

① B1または職員室前の机に置いてある申込用紙に記入して、提出箱に入れる。
② ホットコンパスで送られてきたURLからGoogleフォームで回答する。


このプログラムのテーマは、
・原子力発電の仕組みについて学ぶこと
・東日本大震災で起きたことを知ること
・現在の福島について知ること
・将来どんな自分になりたいかを考えること
の4つです。


あすびと福島という一般社団法人の方に来校していただき、ファシリテーターと講演をお願いし、また、福島の様子を紹介したビデオから学びます。
そこから何を感じたのかをグループで話し合ったり、福島の同世代の学生とオンラインで意見交換をしたりします。そして最後に、学んだことをふまえて、自分と社会の未来について考え、発表します。

企画を立案したきっかけは、私たちが、3月に日本科学未来館で開催されていた「震災と未来」展を見に行ったことです。私たちは夏休みの東北被災地訪問に毎年参加していたので、震災については知ったつもりでいました。しかし、「震災と未来」展の展示を見て、原発事故については全く知らなかったことに気がつきました。また、その展示のビデオレターの中で、「次に伝えられる人がどれだけできるか」、と話している方がいました。つまり、次の世代が震災を知らなければ同じ被害が繰り返されてしまう、ということです。その言葉を聞いて私たちは、何か行動を起こし、みんなで学べるような機会をつくりたいと思いました。

このプロジェクトは、一般社団法人あすびと福島の方々にご協力いただいています。あすびと福島は、福島の復興を担う人材育成を目的に活動されています。今回の大妻多摩での「福島から学び、自分の未来に向き合う」のプログラムだけでなく、他校でも同様の実施例があります。
皆さんにプログラムの具体的なイメージをもってもらうために、他校での実施の様子の記録動画や写真をお借りしました。この記事の最後に掲載しているので参考にしてみてください!

あすびと福島のホームページはこちら↓
https://asubito.or.jp/


中学生、高校生の皆さんは震災当時、何歳でしたか?まだ幼く、記憶もあまりない人が多いと思います。3年後に入学する中学1年生は震災後に生まれた世代になります。そういった世代にもつなげていけるようなプログラムにしたいと思っているので、皆さんの参加を心からお待ちしています。

 

(昨年出前授業という形で、南相馬と実施された横浜市の公立中でのオンラインフィールドスタディの様子)