OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

【中3】社会探究「月からの帰還」

更新日時:2021年5月28日

【中3】社会探究「月からの帰還」
中学3年生(35期生)

社会探究「月からの帰還」

中学3年生は、社会総合の時間にグループワークを行いました。内容は「月からの帰還」です。

自分たちを宇宙飛行士と仮定して、不時着で半壊した宇宙船の中で、母船にたどり着くために重要なアイテムを話し合いで決めていきます。(重要度の高い順に1番から15番までの順位をつけます。最も優先度が高いものが1となります)

まず生徒は、自分の中で優先順位を決め、それをロイロノートで提出しました。その後、グループ内で自分がつけた順番とその理由について話し合い、全員で決めた優先度を、最終的な結論として再度提出します。情報が足りない場合は、適宜タブレットで検索をかけました。

授業後の感想カードには、「小学生の時は自信なく行っていたが、今では自分の考えが言える」「意見を言うのが苦手な子もわからないことを調べてくれて全員が話し合いに貢献できた」などのプラスの意見や、「比較的みんな話せていたけれど、遠慮している部分もあった」「班になると、自分の意見が言えなくなった」などのマイナスの意見がありました。

時には意見が対立することもありましたが、(上手くできたかはさておき)多数決や諦めではなく、生徒それぞれの知識や調べた根拠を基に、より良い結論を出そうとしている姿が印象的でした。グループの意見を話し合いによって統一させたり、「他人の価値観・意見」を受け入れつつ、「自分の価値観」を相手に納得してもらえるように説明するスキルの難しさ・必要さを感じてもらえたと思います。



ロイロノートに提出された生徒の意見