高校１年生(32期生)　

高校一学年では、古典の授業で短歌の創作を行ってきました。短歌は言葉を通じて社会や友人、そして自分自身の感性と向き合う貴重な表現手段であると考えています。

この取り組みに際して、東洋大学様が主催している現代学生の感覚をテーマにした短歌コンクールである「第３３回東洋大学『現代学生百人一首』」に学年で応募しました。その結果、六万首以上の応募の中から、見事高校一年生の菊池さんの

 という作品が入選しました。学生の「あるある」感覚をユーモラスに表現した歌ですが、特に下の句に配置された言葉の組み合わせは、普段から言葉のアンテナを張り巡らせていないと出てこない表現です。

　日常の些細な感覚を見逃さずにすくい上げる歌人の眼を育み、三十一文字（みそひともじ）の奥深さを感じてほしいと思います。

 入選作品一覧は以下のリンクから見ることができます。

https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/social-partnership/issyu/winning/winning33/