【国際】Berufskolleg Senne(ドイツ)がターム留学の提携校になりました
更新日時:2018年6月28日

Berufskolleg Senne がターム留学の提携校になりました
2018年度より、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ビーレフェルト市にある公立共学校(Berufskolleg Senne)が、ターム留学の提携校となりました。ドイツとは完全な交換留学となり、秋に三週間、大妻多摩に留学してくる生徒を受け入れる生徒が、三学期にドイツへ留学し、その生徒の家庭にホームステイすることになります。
Bielefeldはデュッセルドルフから航空機で1時間、車で2時間ほどの場所にあり、7世紀ぐらいから都市として栄えた城下町です。城下町といっても現在は城跡しか残っていませんが、そこから市街を見渡すと高層ビルなどほとんど見られず、中世の趣をいまだ残している落ち着いた街です。
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市内には大学や美術館、博物館もあり、知的障がい者やてんかん患者を支援するベーテル財団があることで知られています。このベーテル財団には1993年に上皇陛下・皇后陛下が訪問なさってから日本との関係が深まり、その10年後には日本庭園が造られています。またこの財団創立150周年を記念して日本で記念式典が開かれる際には上皇陛下・皇后陛下がご臨席になるそうです。
Berufskolleg Senneは化学、映像、印刷、デザイン、グラフィックなどの専門分野を学べる国立の技術専門高校であり、そのまま大学に進学する生徒もいれば、即戦力として専門職に就く生徒もいます。職業専門学校的なコースと大学進学を目指すコースとを持ち、17~25歳の学生が学んでいます。デザインや製本、写真、化学などの多彩な授業があり、ターム留学中は希望すればそれらの授業に参加することもできます。日本語の授業もあり、大妻多摩にやってくる生徒たちは日本語を二年間学んでいます。
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ページ上部の写真は、2018年10月に相手校のアッカーマン校長先生方が大妻多摩に来日された際に撮影したものです。できたばかりのアカデメイア棟図書室もご案内しました。
大妻多摩生のドイツへの留学の様子は「留学だより」にて紹介していきます。
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