OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校生活

2020年度 春休み希望者対象プレ・エンパワメント・プログラム

更新日時:2021年4月8日

2020年度 春休み希望者対象プレ・エンパワメント・プログラム

2020年度 春休み希望者対象プレ・エンパワメント・プログラム

3月31()~4月2日()に、2020年度春休み希望者対象のプレ・エンパワメント・プログラムを実施しました。昨年の春が、新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言によって中止となったため、2年ぶりの開催となりました。また、2020年度に唯一行なわれた本校の英語・国際教育プログラムとなりました。


 例年は10月に中学1年生が3日間のプレ・エンパワメント・プログラムを経験しているため、春休みのこのプログラムには毎年60名程度の中学1年生が参加し、総勢で120160名の大きな規模の会となります。しかし、昨年度は10月に実施できなかったので、今回は中学1年生を除く中学2年生と3年生だけ43名の参加でした。それでも、参加者の生徒達は皆意識が高く、3日間英語漬けになりながらも楽しそうに参加していました。初日には表情も硬く、集まった留学生達の英語を必死になって聞く姿があちらこちらで見られます。でも、2日目、3日目となるにつれ、次第に明るい笑顔が輝き出します。自分のことを人に英語で伝える難しさと、伝わったときのうれしさ。留学生や友達の英語が分かったときの自信。一人ひとりの表情から見て取れます。最終日には、例年通り全員がスピーチをしましたが、今年は保護者の見学が行えず残念でした。でも、みんなの前で英語のスピーチをやり終えた達成感が、今年もまた生徒達を一段成長させてくれました。正に「エンパワメント」の3日間でした。


 わずかな期間に、これだけ大きな成長を遂げられるプログラム。きっと、世界の様々な国から日本に留学に来ている、様々な国籍の優秀な留学生が生徒達に大きな影響を与えるからでしょう。コロナ禍の中では、海外に行くことがまだ難しい今だからこそ、このプログラムはその価値を高めていると感じました。また、やはりオンラインではない対面の交流の持つ力強さや透明感も改めて感じることができました。


新年度が始まりましたが、国際教育プログラムの多くが復活できると願うばかりです。


尚、延期となっている昨年度中学1年生のプレ・エンパワメント・プログラムは、6月14日~16日に延期して行なわれる予定です。


国際教育部 部長 伊藤正彦



当日の様子


ファシリテイターが留学生を一人ひとり紹介する



皆、留学生の英語を必死に聞き取ろうとする



少人数のグループでディスカッション



2日目を迎えると、笑顔と余裕が現れる