【校長室より】ニュースレター「多摩の風」vol.22
更新日時:2026年3月10日
ニュースレター「多摩の風」とは
本校の多彩な教育活動とその魅力を皆さんに紹介したいと思い、整理・編集したのがニュースレター「多摩の風」です。生徒には紙で配布しておりましたが、校内外問わずご好評をいただいていたので、今年度からはHPでもご紹介する運びとなりました。ぜひ、ご覧ください。(一部内容につきましては、学校生活ブログでも紹介しております。)
- 清掃工場で学ぶ
資源の大切さ! - いざ、トロント大学へ!
合格体験記 - 震災学習と
地域連携 - TGGで
英語体験学習 - 明治大学
キャンパス訪問 - 短期留学生
7名が滞在 - フォーサイト
手帳の取り組み - 立教大学
キャンパス訪問 - 編集後記
【寛容と共生】清掃工場で学ぶ資源の大切さ! ~生徒たちが「夏休みこども自由研究」をサポート~
多摩清掃工場において開催された、多摩市の夏休みこども自由研究という活動の一つ「清掃工場の秘密の通路見学とたまごチョーク作り」~そのカラを"ごみ"にするか"資源"にするか、決めるのは君だ!~において、生徒約10名が小学生の皆さんが卵の殻からチョークをつくる実験工作のお手伝いをさせていただきました。
多摩ニュータウン環境組合が主催するこのイベントには毎年ボランティアとして参加させていただいています。このイベントは学校見学では入れない分析室の中や、工場内側の「焼却炉」の近くなど普段は大人も入れない場所を見学した後、ゴミとして捨てられる物を使った実験工作を行うものです。
生徒達はボランティアとして参加するにあたり、事前準備として職員の皆さんとともに見学ルートを回り、チョークの作り方も練習して、この日を迎えました。当日はとても気温が高い日でしたが、生徒達の多くは午前中に学校での講習や部活で活動した後の参加にもかかわらず、元気いっぱいでした。イベントに参加した小学生の皆さんとも和やかに会話をしながら楽しそうに、作業のお手伝いをさせてもらっていました。
いざ、トロント大学へ! ~35期生Mさん合格体験記~
Mさんは、今秋、カナダにあるトロント大学進学予定です。 海外大学受験を決めた経緯、受験時苦労したこと、後輩へのアドバイス等をうかがいました。
Q. 海外大学受験を決めたきっかけを教えてください。
- A.
-
高校1年生の3学期に姉妹校であるオーストラリアのBrigidine Collegeにてターム留学を経験しました。現地での学びは日本のそれとは大きく異なり、その違いを実感したことで、漠然と海外で学ぶことに興味を持つようになりました。その後、高校2年生の時、探究活動で数々の賞を受賞していたO先輩が「高校選抜探究リーグ」に参加するメンバーを募集していると知り、「ぜひ参加したい!」と思い応募しました。先輩と私、そしてもう一人の後輩の計3人でチームを組み、社会問題をデータ分析によって探究し、解決策を見いだす楽しさを経験しました。さまざまな学校から集まった生徒と意見を交わす中で、多様な視点や考え方を学ぶことができ、大変刺激を受けました。さらに、ありがたいことに第3位を受賞することもできました。
Q. トロント大学を選んだ理由を教えてください。
- A.
-
「高校選抜探究リーグ」でコンピュータサイエンスと出会ったことが、志望学部を決める大きなきっかけになりました。コンピュータサイエンスを深く学ぶには、やはり海外の大学が最適だと考え、特にAI分野の第一人者であるジェフリー・ヒントン名誉教授(2024年ノーベル物理学賞受賞)が在籍されているトロント大学を志望することにしました。現地では、セミナーへの参加や学生同士のディスカッションを通じて、互いに学び合える環境に身を置けることを、今からとても楽しみにしています。
Q. 海外大学を受験する際の留意点は何だと思いますか?
- A.
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準備に時間がかかるため、海外大学を受験するかどうかは高2までに決めておくことをおすすめします。私の場合は高3の春に海外大学受験を決意したので、正直かなり遅かったと思います。また、海外大学の場合は「合格」に加えて「給付型奨学金の受給」も非常に重要です。奨学金なしでは、どんなに行きたい大学であっても、留学費用を全て私費でまかなうのは現実的にかなり困難です。
Q. 奨学金対象者になるためには、どのようなことが必要ですか?
- A.
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まず、国内で支給されているものや大学独自の奨学金などを自分で調べ、それぞれの条件を満たすために必要な準備や活動を行うことが求められます。その上で、「なぜその国で、なぜその大学で学ぶ必要があるのか、そして学んだ後にどのように社会に貢献できるのか」という自分だけのストーリーを明確に語れるようにしておくことが非常に重要です。どの国や大学も、「この人にぜひ学んでほしい」と思える学生に対して奨学金を支給してくれるのです。
Q. どのような課外活動をアピールしましたか?
- A.
-
私の場合、ターム探究留学で現地調査を行ったり、高校選抜探究リーグで日本の伝統文化である「能」を数理分析したことをきっかけに、その分野に強い興味を持つようになりました。さらに深く学びたいと思い、無理を承知で大学の先生にご連絡を差し上げたところ、ありがたいことにお時間をいただけることになり、何度か研究室を訪問させていただきました。(前述の)O先輩の取り組みから学んだ「まずは行動してみる」という姿勢の大切さを実感し、非常に感謝しています。また、前例がない活動であっても、自ら前例を作ることで、大きなアピールポイントになるということも学びました。
Q. 最後に、後輩へアドバイスをお願いします。
- A.
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海外大学受験は、国内の総合型選抜と非常に似ています。興味を持った分野に対して「まずは行動してみる」ことが大切です。そのうえで、海外大学も含めたさまざまな選択肢の中から、自分に最も合った進路を見つけてみてください。もし質問や相談があれば、ぜひ気軽に連絡してください!
Mさん、出発前の忙しいところインタビューに応じてくれて有難うございました。秋から新しい環境で頑張ってください!
陸前高田・田老・岩泉町で学ぶ震災学習と地域連携
7月27日~30日に東北被災地訪問に行ってきました。このツアーは毎年実施されていて、今年は、陸前高田の津波伝承館・気仙中学校・田老市に震災学習に訪れました。現地では、昔から津波が多い地方になっているため、震災学習が充実していて、意識の高さを実感できました。また、民泊することで、地域の暮らしを体験できる地域連携イベントになっているため、寛容と共生を養うプログラムでもあります。(『Iwaizumi No.981』より抜粋<)
岩泉町は、震災当初からボランティアとして訪問し、今ではボランティアというより交流目的で訪れています。本校の文化祭では逆に、岩泉の方が来校してくれていて、今年も役場の方がいらっしゃる予定です。長年の交流が実り、今年は岩泉町の中居町長から、本校に対して表彰状を頂きました。役場訪問している最中にカムチャツカ半島地震が起こり、津波警報が鳴り響いた時は、最高に緊張感が増し、印象深い締めくくりになりました。
【中1】Tokyo Global Gateway Green Springsで英語体験学習!
10月1日(水)の校外学習で、中学1年生は東京都立川市のTGGを訪れました。TGGは、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する体験型英語学習施設です。「トラベル(旅行で使う英語)」と「異文化理解」をテーマに、半日間、英語のみで学ぶプログラムを体験しました。
生徒たちは7名程度の班に分かれ、各班に外国人の先生がつきました。先生方は優しく、最初はゲームなどを通して、生徒たちの緊張をほぐしてくれました。先生たちとのやりとりを通して、生徒たちは、「先生が話す英語の細かいところがわからなくても、コミュニケーションはとれる」ということが、実感できたようです。
多くの生徒たちが「一番楽しかった!」と感じたのが、「トラベル」のアクティビティです。この活動では、「薬局」「ファストフード」「ツアー会社」などの場面で使う英語を学び、アトラクション型のお店で実際に買い物のミッションを達成しました。
「異文化理解」の活動では、世界の様々なジェスチャーを学びました。また、2グループに分かれて、言葉を使わずに、お互いのジェスチャーのルールを推測する、という活動もしました。TGGでの経験が、今後の英語学習への良い刺激になった、と感じる生徒も多かったです。2年後の海外への修学旅行に向けての準備として、有意義な校外学習となりました。
【進路指導】明治大学駿河台キャンパス訪問
ごきげんよう。10月23日(水)に、中3~高2の生徒22名が明治大学駿河台キャンパスを訪問・見学しました。
ご講演と案内を務めてくださったのは明治大学法学部教授の村上 一博(むらかみ かずひろ)先生と、村上先生のゼミ生で大妻多摩の卒業生である法学部生1名です。
村上先生は「明治大学 法学部長」「明治大学 図書館長」「明治大学 博物館長」など、多くの重要ポストを歴任されており、長きにわたって明治大学法学部で活躍されています。近年はNHKの連続テレビ小説「虎に翼」で「法律考証」を担当するなど、法学の重要性や興味深さを多くの世代に届けるために広くご活躍されている先生です。
村上先生のご講演では、明治大学の魅力や法学部で学ぶことの奥深さをお話しいただきました。先生はNHKの連続テレビ小説「虎に翼」に紐付けて「男女平等」を例に様々な問題を分かりやすく提起してくださり、親しみ深い語り口に生徒は笑いを交えながら熱心に耳を傾けておりました。ひとつのテーマだけで1年間授業ができてしまうほどに様々な課題や論点がある現状で、それらを丁寧に考えていくことが法学部で学ぶ意義なのだと生徒たちは実感できたようです。
ご講演の後は、キャンパスを案内していただきました。駿河台キャンパスは象徴的な「リバティータワー」をはじめとする近代的な建造物から成り、主にエレベーターで移動してタワー内を見学しました。
まず驚いたのは博物館の広さと充実ぶりです。明治大学の特色からテーマが絞られている点が興味深く、様々な恐ろしい拷問刑罰具の展示を目の当たりにした生徒は人権教育の必要性を改めて学ぶことができた様子でした。
中央図書館の入り口には「肝心な点は感動すること、愛すること、望むこと、身ぶるいすること、生きることです」というロダンの言葉が大きく掲げられており、明治大学の学びに向かう熱意が肌身に伝わってきました。
【英語・国際】短期留学生7名が2週間滞在しました!
9月22日~10月4日までオーストラリアの姉妹校から3名、10月3日~10月17日までドイツのターム留学先から4名の留学生が来校し、日本の学校生活を体験しました。
オーストラリアからの留学生は、前半の1週間を高2生の3家庭、後半の1週間を高1生の3家庭で過ごしました。本校生徒は「バディー」として登下校を共にし、授業や部活動においても丁寧なサポートを行いました。中1から高3まで、できるだけ多くの授業に参加できるよう時間割も工夫し、生徒たちは自分のクラスに留学生が来るのを楽しみにしていました。
一方、ドイツからの留学生は交換留学生として、3学期にドイツへ留学予定の高1生宅に滞在しました。授業や部活動はその生徒と一緒に参加しました。留学生は生徒より少し年上ですが、日本の制服に憧れがあったようで、バディーの制服を借りて嬉しそうに登校する姿が印象的でした。
留学生に人気の授業は、日本文化を体験できる「茶道」「書道」、また生徒と一緒に体を動かせる「体育」や放課後の「部活動」などです。特にドイツからの留学生はデザインコースに在籍しており、彼女たちの美術作品のクオリティの高さに担当教員も驚いていました。
オーストラリア姉妹校からの短期留学は隔年で実施しており、ドイツからの短期留学は、ターム交換留学が成立した場合に行われます。今年度のように、両国からの留学生を同時期に受け入れることは非常に貴重な機会となりました。今回の交流が、留学生と本校生徒双方にとって実りある経験となったことを願っています。
【進路指導】中学におけるフォーサイト手帳の取り組み
ごきげんよう。大妻多摩では中1~高1学年に「フォーサイト手帳」という学習手帳を導入しており、特に中学では学習習慣の確立をサポートするべく力を入れて指導をしております。フォーサイト手帳を活用すると、学習習慣を軸として自分の学校生活を客観的に捉えることができ、本校の教育理念のひとつである「自立自存」の実現に大きく近づくことができます。
本校では数年にわたって中学生で使い方の指導を行っており、近年ではその活用レベルが高まってきたため、今年度の成果をご紹介します。
①フォーサイト手帳コンテストの入賞
フォーサイト手帳を制作している株式会社FCE様が昨年度より開催する「フォーサイト手帳コンテスト」にて、大妻多摩の生徒たちは2年連続ですばらしい成績を収めることができました。
昨年度は中2学年が参加し、2名が最優秀賞(2部門それぞれで受賞)、5名が優秀賞を獲得しました。
今年度は9月に中2学年、中3学年で参加した結果、計20名が入賞という、昨年度を凌ぐ勢いの結果を飾ることができました。「フォーサイト手帳コンテスト」は、日ごろの手帳の使い方を紹介する企画であるため、入賞者の増加は生徒たちのレベル向上をそのまま表していると言えます。もちろん入賞者だけでなく学年全体が手帳の活用レベルを向上させています。
②中学3学年合同 フォーサイト手帳アドバイス企画
中2、中3の手帳活用レベルの向上を踏まえ、11月22日(土)に中学3学年合同 フォーサイト手帳アドバイス企画を実施しました。この企画は、中2、中3の先輩が、中1に手帳の使い方を小グループに分かれて直接・丁寧にアドバイスするという、学年を超えた学びの繋がりを育む企画です。
先輩である中2、中3は事前準備を行い、それぞれが担当テーマを決めてプレゼンを行いました。「部活と勉強を両立するための手帳活用法」「SNSをだらだら見ないためにはどうする?(そのための手帳活用法)」「試験2週間前の手帳活用術!」「色分けしよう! 手帳を楽しく続けるための活用術」などなど、各グループで7~8種類のテーマをピックアップして中1にポイントを解説しました。中1は先輩に質問を行い、配付されたプリントに一生懸命メモをとっていました。最後には、中1生徒1名に対して先輩が2~3名付き添って、実際に中1生徒の手帳を見ながら優しくアドバイスをするという貴重な時間が設けられました。丁寧にアドバイスしたり、良いところを見つけて褒めてあげる中2、中3の先輩の姿は非常に頼もしく、中1生徒たちはみな緊張しつつも嬉しそうに憧れのまなざしを向けていました。
大妻多摩で培われた学びが上級生から下級生へと継承されていく有意義な機会となりました。アドバイスを受ける側、する側の双方に学びの深い企画にすることができました。
【進路指導】立教大学 池袋キャンパス訪問
ごきげんよう。11月20日(木)に、中3~高2の生徒34名が立教大学 池袋キャンパスを訪問・見学しました。ご講演を務めてくださったのは立教大学経済学部 特別専任教授の郭 洋春(カク ヤンチュン)先生です。また、大妻多摩の卒業生である経済学部生1名と文学部生1名もキャンパス案内と講演を行ってくれました。
郭先生は「経済学部長兼研究科委員長」「教務部長」など多くの重要ポストを歴任されたほか、2018年~2021年には立教大学の総長を務められ、長きにわたって立教大学経済学部で活躍されています。
郭先生のご講演では、立教大学の魅力や経済学部で学ぶことの奥深さをお話しいただきました。
「立教大学は法、経済、理学部を除くすべての学部で女子生徒が多い大学です」という驚きの情報から始まり、「リベラルアーツ教育の伝統から卒業必要単位の4分の1は教養科目を受講するカリキュラム編成になっており、さらにグローバル教養副専攻という副専攻を履修することで国際社会で通用する教養を身に着けることができる」と力説してくださいました。また、海外留学プログラムの留学先は100校以上と提携しており、留学先での追加の授業料はかからないという充実の体制が魅力的です。
さらにキャリア支援の面では、年に何十回と行われるセミナーや、企業との連携を生かしたインターンシップなどが売りであるとのことでした。たしかにキャンパス見学中にも正門付近にキャリアイベントの看板がずらりと並んでおり、そのような光景からもサポートが非常に手厚いことがうかがえました。
立教大学の魅力を存分に紹介していただいた後は、いよいよ郭先生が所属されている経済学部の紹介です。生徒が「立教(の経済学部)で一番面白い授業は何ですか?」という質問をすると、「私の授業ですね」と場を盛り上げてくださいつつ、一番の推しは「ゼミナール制度」であるとご紹介いただきました。立教経済学部のゼミナール制度は郭先生をはじめとする魅力的な先生方と少人数で3年間も共に学ぶことのできる仕組みであり、他大学にはない特長であると感じました。
また、郭先生は「平和経済学」という概念の先駆者であり、経済成長によってもたらされる負の側面の改善を研究されています。「1日$1.25以下で生活している人が世界で5億人いる。$2以下だと13億人にまで増える。これをなんとかしないと世界平和は訪れない」という言葉に生徒は衝撃を受けていた様子でした。「経済学を学ぶと、世の中のあらゆることが分かる。この点が経済学の魅力です」という力強いお言葉によって、生徒は課題解決の使命感と熱意を受け取り、その力を培うための場としての経済学部に強い関心を抱いたようです。
郭先生は近年では「100均資本主義」についても研究されています。「日本はなぜ低賃金でもみんな不満を言わないのだろう」という疑問から日本の衣食住を支える激安ショップの存在に着目し、日本の経済の特異性を100均資本主義という形で見いだされました。
ご著書『100均資本主義 〜脱成長社会「幸せな暮らし」のつかみ方』(プレジデント社)
先生のご講演の後は、卒業生2名にキャンパスを案内してもらいました。赤レンガ造りのモリス館や端正な並木道、厳粛なチャペルや趣深い食堂など、歴史を感じる建物と現代的な美しい建物が調和しており、緑豊かな学内は都会らしい洗練された活気があふれていました。池袋駅から徒歩10分圏内にも拘わらず駅前の喧噪から隔てられた静けさもあり、学生が憩う芝生広場やカフェ、図書館などがコンパクトにまとまっていて過ごしやすい環境が整っています。
卒業生のおふたりにキャンパスを案内してもらった後は、そのまま現在の大学生活と中高時代についてお話していただきました。
経済学部のNさんは学部のプログラムを活用した上海への語学・経済学研修留学、文学部のMさんもフランスへの語学留学について語ってくれました。おふたりが口を揃えて言っていたのは「これからの時代は、英語はできてあたりまえ」ということです。生徒たちはさらっと発せられた現代の大学生の新常識に面食らっていた様子でしたが、おふたりのお話を聞くうちに「ああ、英語はこれからの時代を生きるために絶対に必要なものなんだ」ということを実感させられた様子でした。「英検は絶対に取っておきましょう!高校1年生も、中学3年生も今のうちからです。2級以上が目標で、達成したら準1級にもどんどんチャレンジしてください」という旨のアドバイスをしていただきました。
そしてもう一つ、おふたりが揃って言ってくださったのは「大妻多摩という素晴らしい環境で学んだこと・頑張ったことが、大学生活でも就活でもそのまま自分の支えになっている」ということです。普段の授業や定期考査でのがんばりが資格試験や受験につながり、その先でさらに大学での研究に結びつく。部活や委員会やボランティアを始めとする課外活動でのがんばりが、人間的な基盤としてそのまま就職の際に輝く。そういった「大学生になってからの気づき・大妻多摩時代のありがたみ」を先取りして教えて下さり、生徒たちは貴重な視座を獲得することができました。そして「今の生活を楽しみつつ、悔いのないように」というメッセージで、心に灯が灯った生徒も多かった様子です。
その他にもおふたりに共通していたのは、「朝7:30に学校に来て図書館で勉強していた」という点です。どのような受験方式であれ、やはり日々の努力が何よりも不可欠であるということを生徒は感じ取ることができたようです。
大妻多摩では今年度より朝学習の段階的導入を行っていますが、実はそれに関連して「朝学習があるから7:30に来て勉強するようになりました!」という声がさっそく複数寄せられています。みなさんもこれを転機に朝の時間を活用し、先輩のように夢を実現する力を身につける機会にしてみませんか?
他にもおふたりはたくさんの質問に答えてくださり、とても充実した時間を過ごすことができました。生徒たちは自分の数歩未来を行く先輩たちがこんなにも立派に輝いている姿を見て、強く心を動かされていた様子でした。大妻多摩では「私の力を未来のために」という教育の信念を掲げていますが、立教大学という素晴らしい学びの場でおふたりがまさにその言葉を体現している姿を見て、大変誇らしく思いました。学びの熱を授けてくださった郭 洋春 先生と卒業生に心より感謝申し上げます。
編集後記
今年度、目立った取り組みとして、多数の大学キャンパスツアーを行ったことがありました。どの大学ツアーも満員近くまで募集があり、生徒たちの進路への関心の強さを感じます。卒業生の手助けもあり、参加した生徒たちは自分の目標が確固たるものになったと思います。ここで影響を受けた生徒が、将来後輩に刺激を与える先輩となってくれることでしょう。