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【校長室より】ニュースレター「多摩の風」vol.17

更新日時:2024年3月31日

【校長室より】ニュースレター「多摩の風」vol.17



ニュースレター「多摩の風」とは

本校の多彩な教育活動とその魅力を皆さんに紹介したいと思い、整理・編集したのがニュースレター「多摩の風」です。生徒には紙で配布しておりましたが、校内外問わずご好評をいただいていたので、今年度からはHPでもご紹介する運びとなりました。ぜひ、ご覧ください。(一部内容につきましては、学校生活ブログでも紹介しております。)


過去の記事



スキー教室



 12月21日(木)~24日(日)の3泊4日で行われた今年度のスキー教室は、中学1年生から高校1年生の74名が参加しました。  初日は予定より30分遅れでホテルに到着し、午後から講習がありました。今シーズン初めて見る雪に生徒たちも大はしゃぎでした。初級の班はブーツの履き方、板の付け方、転び方等を楽しそうに学んでいました。
 2日目は最高気温マイナス8度、平均気温がマイナス10度と非常に寒い日となりました。これほどの低気温を経験するのは初めてという人も多かったのではないでしょうか。中級以上の班はリフトで登り、景色の良い雪山の上からの滑走を楽しんでいました。だんだん滑ることに慣れ、「楽しくなってきた!」と嬉しそうに話す生徒たちの様子が見られました。



 3日目は雪が更に降り積もり、雪質は次第に良くなっていきました。この日は技能検定があり、生徒たちは緊張気味に受検していました。夜には検定結果の発表があり、一喜一憂する様子が見られました。
 最終日は午前のみ講習があり、その後閉校式を行いました。お世話になったコーチとの別れを惜しみ、大急ぎで昼食を食べ、帰路につきました。帰りのバスでは4日間の疲れからか多くの生徒が寝ており、とても静かでした。
 4日間を通して、生徒たちは食欲旺盛で健康に過ごすことができました。また、楽しみながらスキーの技術向上を目指すことができました。大きな怪我や問題が発生することなく、無事に終了したスキー教室でした。来年度も是非楽しみにしていて下さい。




「未知なる世界へ~Beyond Tsumatama SGL~」発表会



 1月27日(土)4限に表題の企画を実施しました。例年この時期には校長先生による講話を中心とした全校集会を行っていましたが、今回は初めての試みとして、校外で充実した活動をした人にその成果を全校生徒に向けて発表してもらうという会を行いました。前もって録画した皆さんのスピーチをYouTubeにアップし、当日は各教室でそれを視聴するという形式で実施しました。スピーチは日本語によるものと英語によるものがありました。テーマは以下の通りです。

 

学年・テーマ


中1 (日本語) 「私の登山日記」
 ・・・ 幼い頃からお父様と一緒に、日本の百名山をはじめ国内外の有名な山々に登ってきた発表者さん。大自然と向き合う本格的な登山の魅力を語ってくれました。

中3 (英語) “Our Feelings Burn Forever”
 ・・・ 第75回 高円宮杯全日本中学校英語弁論大会に参加したときのスピーチを再演。自らも一首詠み、和歌の魅力を語ってくれました。

高1 (日本語) 「『多摩市気候市民会議』に参加して」
 ・・・ 多摩市役所が企画した市民会議に社会人に交じって参加。いろんな人たちとの交流を通して得たもの、感じたことを語ってくれました。

高2 (英語・日本語) 「『HLAB』に参加して」
 ・・・ HLABというのは高校生・大学生を対象にしたリベラルアーツ・サマープログラム。同年代の仲間と社会問題や進路について意見交換し、刺激し合う中で感じ取ったことを語ってくれました。

高3 (英語) “For My Great Step into the Future”
 ・・・ 仲間と企画した「つまたまあそびひろば」の経験や保育所でのボランティア活動を通じて将来の夢への思いを深めていったことを語ってくれました。

高3 (日本語) 「心地良い『音楽』を『数学』で奏でる」
 ・・・ 日本の高校生の代表の一人として世界大会で発表した「探究論文」の内容を紹介するとともに、探究することの楽しさについても全校生徒にメッセージを送ってくれました。

 大妻多摩生のエネルギーを感じさせてくれる発表会でした。同級生あるいは先輩・後輩のスピーチを聞いて刺激を受けた人も多いのではないでしょうか。今回スピーチしてくれた人たちのほかにも、いろいろなところで活躍している人はまだまだたくさんいると思います。お互いに刺激を与え合って、成長していってください。






パレスチナ講演会「即時停戦と人質の解放を! ガザの声」 

 1月27日(土)の午後、生徒ならびに保護者の聴講希望者約60名を対象に、NPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」の田中好子事務局長による、パレスチナに関する講演会が開かれました。
 ガザ地区では昨年10月以降、現地を支配するハマスという組織とイスラエルとの間で武力衝突が続いており、数多くの死傷者と難民が発生しています。このNPO法人は実際に現地に職員を派遣し、難民に対して生活や食糧の支援を行っている団体です。


今回の講演ではガザ地区の概要や、現地に滞在するNPO法人の職員から聞いた話にもとづいた現在の難民支援の状況などをお話しくださいました。その後の質疑応答では、人質を解放し、武力衝突を終わらせるためには誰がどのように動くことが大切なのか、現地の人たちのハマスに対する評価はどのようなものなのか、といった質問が出て、非常に有意義な会となりました。

 連日のように報道されるガザ地区の状況を伝えるニュースを見たり聞いたりすると、胸が痛む思いをする人も多いと思います。しかし、私たち日本人の多くは具体的にどのように行動すればよいかわからない、寄付をすることくらいしかできない、といった状況ではないでしょうか。そうした中で田中さんは、「大事なことは“知る”ことです。知らないと何も始まらない、行動を起こすこともない。」とおっしゃっていました。生徒の皆さんは、まずはガザで起こっていることを自分から積極的に調べて、自分には何ができるのかを考えていってもらいたいと思います。もし仮に、そのことが今この紛争を止める直接的な力にならなかったとしても、未来の平和な世界を築いていくための大きな動きにやがてつながっていくことになると信じたいです。




中1・中2 JICA(国際協力機構)による国際協力出前講座 


 1月29日(月)の5限に中2が、6限に中1が、それぞれ道徳の時間を利用して国際協力についての講義を受けました。
 中2は、JICAのシニア海外協力隊としてバヌアツでボランティア活動を行った平井信夫さんにお話しいただきました。バヌアツは南大洋に浮かぶ83の島々からなる人口約33万人の国で、平井さんは南太平洋大学でコンピュータ教育の講師として活動されました。


 平井さんは、バヌアツの豊かな自然や、水道や電気も通っていない伝統集落の生活なども紹介してくださいました。経済の観点からすれば発展途上国ということになりますが、バヌアツは2006年にはイギリスのシンクタンク「新経済基金」から「世界で一番幸せな国」に選ばれたというお話が印象的でした。
 中1は、元JICA国際緊急援助隊員でいらした髙田昇一さんのお話を聞きました。最初に日本の国際協力についての全体的な説明があり、そのあとベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマーの5カ国を取り上げて、それらの国々でのJICAの具体的な活動が紹介されました。


 「ベトナムにはいくつの少数民族がいる?」「ミャンマーでは寺院の近くでスズメを売っている人がいます。買った人はスズメをどうする?」といった各国の社会・文化などに関するクイズも織り交ぜられていて、楽しくお話を聞くことができました。
 「国際協力」についての出前講座ではありましたが、お二人が生徒の皆さんに伝えたかったのは「国際協力とは何か」ということだけではなく、「“地球人”として、よりよく生きるためにはどうしたらよいか」ということもあったと思います。皆さんはお二人の人生論からどのようなことを感じ取りましたか?


中3 立命館アジア太平洋大学(APU)による出張講義「Whyから始めよう ~問いの立て方を学ぼう~」


  2月10日(土)、4限のロングホームルームの時間を利用して、立命館アジア太平洋大学(APU)の伊藤健志先生にご来校いただき、表題のテーマで講演していただきました。高1になると探究論文作成に向けて「探究基礎」の授業が始まりますが、論文作成の入門編という位置づけの講義でした。

 APUは大分県にあり、学生の半分が世界の約100の国・地域からの留学生で、大学生活を通じて世界各国の友人たちと交流を深めることができる国際色豊かな大学です。様々な文化的背景や価値観を持った 留学生たちと一緒に生活していると、日本人の学生にとっての「常識」が通じないことも多く、例えば、「なぜ時間を守らなければいけないのか」というところから真剣にディスカッションしたりすることもあるそうです。
 こうしたエピソードをふまえて伊藤先生は、私たちの日常の出来事やふだん見慣れている風景を「あたりまえ」のこととして見過ごさずに、ちょっとした驚きや違和感にこだわって「Why?」と問いを立てることの大切さを強調されました。



 その問いを出発点として考察・探究を深めていくことにより、世界が抱える課題を解決していける人材に成長していってほしいとおっしゃっていました。「グローバル人材になるためには“あなたらしさ”を磨くことです」「君たちは世界を変えられます」といった力強いメッセージも印象的でした。
 来年度の探究論文の作成にぜひ前向きに取り組み、“あなたらしさ”に磨きをかけてください。






高2 模擬選挙



2月10日(土)に、高校2年生が参加する模擬選挙が行われました。多摩市選挙管理委員会にご協力いただき、例年行っている企画です。
生徒の皆さんが立候補者に扮して、多摩市の未来に向けた施策を演説し、投票を行うという流れです。昨年度からは、立候補者以外にもロールプレイングカードが渡され、生徒一人ひとりが年齢も就業環境も異なるバラバラの別人になりきって選挙に参加するようになっています。今年は、3組の「養老 豊」候補が、演説の末、見事「市長」に当選しました。高齢者福祉の拡充を訴える元気な姿勢が投票者に評価されたのでしょう。他の皆さんも、それぞれ全く異なる政策と演説手法で健闘していました。


選挙管理委員会の方から有権者になる生徒の皆さんに向けて、投票の仕組みや注意点を教えていただくだけに留まらず、実際に選挙で使用される投票箱や集計機にも触れさせていただけるという貴重な機会でした。
 若者の投票率が低下する昨今ですが、きちんと学んでみると、政治や法は面白いものです。政治は選挙に限りませんが、「祝祭性」も伴う選挙は最も有権者の力を発揮しやすい場面です。高2の皆さんは選挙権を得る日も近づいてきています。これからも興味・関心を持って、積極的に政治に関わってもらいたいと思います。





合 唱 祭



 2月21日(水)に、本校の三大行事の一つである合唱祭が「府中の森芸術劇場どりーむホール」にて開催されました。  昨年は、感染対策としてマスクを着用して生徒同士の間隔を空けての合唱でしたが、今年はマスクをはずして従来通りの合唱祭となり、昨年よりパワーアップした歌声がホールに響きわたりました。

   大舞台での発表は1回限りで約5分間。しかしその5分の本番までには、実に多くの道のりがあります。選曲から始まり、指揮者と伴奏者決め、パート分け、パートリーダーを中心とした音取り、伴奏合わせを通しての強弱や曲想の工夫と、様々な過程を通過していかなければなりません。それはまるで一つ一つのパッチワークをつなぎ合わせるかのような細かい作業です。だからこそ得られる感動、そして充実感は格別なものだと思います。音楽の授業がなく、十分に時間が確保できないクラスもありましたが、限られた時間の中で精一杯練習した成果を発揮し、どのクラスも全員が心を一つにした素晴らしい歌声でした。
 審査の最中には生徒だけでなく、教員有志による「ドレミの歌」と「エーデルワイス」が披露されました。校長先生のギターを筆頭に、ヴァイオリンや各先生方のソロなど、多彩なハーモニーに生徒の熱い声援と手拍子が送られ、続く全体合唱では会場全体が楽しい雰囲気に包まれました。
 審査委員は毎年いらして頂いている仁階堂孝先生と、今年度初の金子渚先生。緊張の結果発表は次のようになりました。受賞したクラスの皆さん、おめでとうございます。

 

受賞クラス一覧


最優秀賞  高校1年1組 「ひまわりの約束」
高校金賞  高校2年2組 「ハナミズキ」
中学金賞  中学3年1組 「星影のエール」
中学銀賞  中学2年4組 「いつかこの涙が」
校長特別賞 中学1年1組 「空も飛べるはず」

 来年度は府中の森を離れ、パルテノン多摩での開催を予定しています。会場は変わりますが、また素晴らしい歌声を楽しみにしたいと思います。






高1「探究基礎」発表会



 2月24日(土)の3・4限を使い、大学の学生会館をお借りして高校1年生の探究論文の発表会を実施しました。会場には保護者の皆様もお招きしました。  高校1年生は、今年度に入ってから学年をAからJの10個の班に分け、その中で各人が設定したテーマについて探究活動を行ってきました。この日は各班から一人ずつ選ばれた代表による発表会でした。発表したテーマを以下に紹介します。



 

発表テーマ一覧


A班 「なぜ前髪を死守するのか」
B班 「海洋プラスチックごみ問題の現状と今後の海洋プラスチックごみ量の推移の予測に基づく解決策」
C班 「猫の行動と心理状況の観察実験から考える殺処分数を減らす方法」
D班 「日本のヒットソングの移り変わり」
E班 「書店の減少と新しい書店の形」
F班 「集中力を高めるチョコレート」
G班 「歌舞伎町ジェンダーレストイレをめぐる混乱」
H班 「日本で子供が主体的になる授業とは」
I班 「名前が与える影響について」
J班 「私たちとマスクについて」

 どれも面白く、惹きつけられる発表で、1時間半という時間があっという間に過ぎてしまいました。また、今回の成果をもとにしてさらに研究を深めたり、少し違った視点から展開させたりできる可能性を感じさせてくれるものばかりでした。
 この探究活動を通じ、一人でも多くの人が探究することの楽しさや、自分の問題意識の広がりによって自分と社会とのつながりを感じてくれたら嬉しく思います。




中高大連携企画 第4回 オトナゴコロの心理学

 3月8日(金)の答案返却日の午後に、中高大連携企画の一環として、大妻女子大学人間関係学部の八城薫教授に「『やる気スイッチ』を探せ!~やる気って何? どこにある? ON/OFFは?」というテーマで講義していただき、中高あわせて9人が参加しました。3年前から、同じキャンパス内にある大妻女子大学人間関係学部所属の心理学をご専門にされている先生方に本校生徒向けに心理学講座を開いていただいており、今回はその4回目になります。


 「やる気」とは、心理学の専門用語では「動機づけ(motivation)」といわれるもので、大きく2つに分類されます。ひとつは、自分の行動によって得られる報酬あるいは罰によって動機づけられる「外発的動機づけ」。例えば、テストで良い点をとったらごほうびとしてお小遣いがもらえる、あるいはその逆に、悪い点を取ったら罰としてスマホが取り上げられる、といったことによって勉強に対するやる気を引き出そうとするものです。もうひとつは、行動自体に興味や関心、達成感を持ち、自ら進んで行動できる「内発的動機づけ」。英語をマスターして海外の人といろんな話がしたい、数学の問題を解いて正解にたどり着いた時の快感がたまらない、といった思いが勉強の原動力になるものです。前者の外発的動機づけの例でいうと、お小遣いのご褒美がなくなったり、スマホが取り上げられなかったりしたらたちまち「やる気」がなくなってしまいそうですよね。「やる気スイッチがONになっている状態を継続・持続するためには、自発性、自立性、内的目標性が大切!」というお話でした。
 いつも私たち教員が生徒の皆さんに向かって「自分が好きなもの、打ち込めるものを見つけよう!」と呼びかけていることの意味を、心理学の研究成果をもとに説明していただいたような講義でした。
 心理学は、私たちがより良い人生を送っていけるように、身近なところで様々なアドバイスを送ってくれる学問です。この「オトナゴコロの心理学」は今後も企画していただける予定ですので、機会があったらぜひ参加してみてください。「内発的動機づけ」につながるような何かが得られることもあるかもしれませんよ。







高校バトン部 第51回バトントワーリング全国大会出場



  12月9日(土)、幕張メッセにて第51回バトントワーリング全国大会が実施されました。創部以来5度目の出場です。当日は天候にも恵まれ、リラックスした雰囲気で本番に臨むことができ、銀賞を頂くことができました。次に部長のコメントを紹介します。



 
 

バトン部 部長



   今年度もバトン部は全国大会に出場させていただくことができました。私達の代が入学する1年前に、バトン部初の全国大会出場が決まり、コロナの時期を除き、毎年バトン部は全国大会に出場してきました。私達の代は、そんな先輩たちが全国に出場する輝きを目の当たりにしながら、日々部活に励んできました。
 今年は今までの代とは違い、バトン経験者がいなかったこと、また、歌詞付きの曲でゆっくりとしたテーマだったこともあり、振りを揃えたり、歌詞に合わせて練習したりするのが本当に大変でした。時にはチーム内で気持ちのずれが生じて、涙を流しながらぶつかり合ったこともありました。しかし、チーム全員で「全国に行きたい」という気持ちを話し合い、思いを一致させ、合宿、朝練、昼練、延長練、日曜練を一つ一つ乗り越えてきたからこそ、全国大会に出場することができたと思います。
 私はバトン部に入部していなかったら、こんなに一つの目標のためにお互いぶつかり合い、汗水流しながら一生懸命に踊ったりすることなどなかったと思います。このような経験ができたのはチームのおかげだけではなく、顧問の先生、コーチ、先輩や家族などの周りの人の支えがあったからだと思います。そして、来年度はもっと全国のバトン団体と張り合えるようなチームになってもらうために、引退までの残りの部活で貢献していきたいです。







「探究合同発表会」に生徒が参加

 12月16日(土)に多摩市にある多摩大学で開催された「探究合同発表会」に、本校の生徒が参加しました。会場となった多摩大学のアリーナには約40のブースが設けられ、右の写真に見られるようにポスターセッションが行われました。参加したのは、多摩大学附属聖ヶ丘高等学校、多摩大目黒高等学校、都立成瀬高等学校、都立大泉高等学校の生徒さんたちです。当日、会場には多摩市長や多摩市役所の方々、大学の先生や各高校の先生方もいらっしゃって、発表する生徒たちに質問をしたりアドバイスをくださったりしていました。
 他校が数十人規模での参加であったなか、本校からは生徒一名の参加となりましたが、本校生徒の発表(テーマ:「心地良い『音楽』を『数学』で奏でる」)を聞いた他校の生徒さんは一様にそのレベルの高さに驚いていました。また、この会を主催してくださった多摩大学附属聖ヶ丘高校の先生からも「発表はダントツでしたね」とのお言葉をいただきました。




 この会のねらいは、「探究学習を推進している各校の学びを学校・生徒間で共有し、刺激を与えあう」というものでした。もし来年度も開催されたら、本校からもより多くの人が参加して、他校の生徒さんと刺激を与え合ってほしいと思います。そうした外の世界に触れる経験が、さらに自分を一段成長させてくれることでしょう。





編集後記

 この3学期には本文で紹介したもののほかにも、高1学年集会にシリア人留学生のバラ・エネザンさんを招いての講演会、東京ジャーミー(モスクを中心としたトルコ文化センター)見学会、唐木田児童館でのボランティア活動、高尾山でのムササビ観察会など、さまざまな企画が実施されました。来年度もこうした様々なイベントに積極的に参加して、自分の視野を広げていきましょう。

 この1年、皆さん一人ひとりが成長できたことと思います。年度が切り替わるのきっかけにして、また新たな目標に向かって着実に努力を重ねていきましょう。皆さんの成長に限界はありません!
 高校3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの今後の益々の成長と活躍をお祈りしています。