【校長室より】ニュースレター「多摩の風」vol.16
更新日時:2023年12月20日
ニュースレター「多摩の風」とは
本校の多彩な教育活動とその魅力を皆さんに紹介したいと思い、整理・編集したのがニュースレター「多摩の風」です。生徒には紙で配布しておりましたが、校内外問わずご好評をいただいていたので、今年度からはHPでもご紹介する運びとなりました。ぜひ、ご覧ください。(一部内容につきましては、学校生活ブログでも紹介しております。)
PDFとしてのダウンロードはこちらから可能です。(「多摩の風」vol.16 ) ←現在準備中です。
- 中3 修学旅行(広島・神戸方面)
- 中1 多摩巡検
- 中2 理科巡検
- 高1 校外学習
- 中1 グローバル・インタラクション・チャレンジ
- 中学 SNS講習会
- 中学芸術鑑賞会
- Mufti Day の開催
- 東京農業大学 見学ツアー
- 編集後記
中3 修学旅行(広島・神戸方面)
10月2日(月)から5日(木)にかけての3泊4日で、中学3年生は広島・神戸方面へ修学旅行に行ってきました。この旅行の目的は、国際的視野を広げ異文化に触れる、平和と戦争について考える、規律正しい集団生活を体験する、というものでした。
初日は、「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」を見学しました。「てつのくじら館」では日本の造船技術の進歩を学ぶことができました。「大和ミュージアム」は地方にある博物館としては類を見ない入場者数を誇る人気の博物館です。戦艦大和の10分の1スケールの迫力ある大型模型だけでなく、ゼロ戦や人間魚雷回天の実物も展示されています。生徒の皆さんはそれらの特攻に使われた兵器の展示物を通じて、戦争の悲惨さを実感したことと思います。(写真上:大和ミュージアムに展示されているゼロ戦、下:原爆ドームを見ながらお話を聞く)
2日目の午前中は広島平和記念公園を訪れました。ボランティアガイドさんは、原爆が投下されたときの悲惨な状況を生々しく語ってくださいました。また、平和記念資料館では原爆の破壊力とその恐ろしさを学びました。今年の
5月にはG7広島サミットが開かれ、原爆ドームをシンボルとするこの広島記念公園に世界中からの注目が集まりました。各国の首脳や報道陣がこの資料館を見学し、中には涙を流していた方もいらっしゃったそうです。同じ場所に立って、生徒の皆さんもきっと平和の大切さを改めて実感したことでしょう。
午後は、日本三景のひとつである宮島に立ち寄りました。海に浮かぶ厳島神社の鳥居と美しい社殿は世界遺産にもなっており、心に残る風景になったことと思います。宮島は島全体がご神体です。神の宿る島に心が洗われる思いがするひとときを過ごしました。
3日目は、広島大学や神戸大学に海外から来ている留学生と1日過ごしました。初めにホテルで簡単な自己紹介をしたあと、広島の街を留学生とともに散策しました。午後はホテルに戻り、お互いの国のことを紹介しあって、それをポスターにまとめ、最後にプレゼンするというワークショップを行いました。いつもはもの静かな人が積極的に手を挙げて発言し、周囲をわかせる場面もあって、この日は留学生からの刺激を受けて自分の殻を破る経験ができた1日になったのではないかと思います。
夕食は、「お好み物語駅前ひろば」で広島のお好み焼きを堪能しました。
夜のうちに広島を出発して新幹線で神戸に移動し、密度の濃い1日となりました。
4日目は神戸での班別自主研修を行いました。潮風が気持ちよいメリケンパークや、おしゃれな洋風建築が数多く建っている北野の「異人館街」などを散策しました。半日の自由行動でしたが、自分たちの行きたいところに行くことができて、楽しいひとときを過ごせたようです。
この学年は、もともと中2のときにオーストラリアに行く予定だったのですが、コロナの影響で行けなくなり、悔しい思いをしてきました。結局、中学3年次に広島・岡山方面に行っていた本校のこれまでの修学旅行に国際教
育の要素を加えて修正し、今回の旅行となりました。オーストラリアに全員で行けなかったのは残念でしたが、今回、日本の歴史、文化、戦争の悲惨さや平和の尊さなどを学び、みな口々にこの旅行で良かった!と言っていました。
今回で最後となる本校の広島方面への修学旅行。皆さんに喜んでもらえて有終の美を飾ることができ、嬉しく思います。
また、縄文時代の植生を復元した「縄文の村」の散策時には、講義で紹介されたカラムシ、ナラ枯れしたコナラ、多摩の固有種であるタマノカンアオイなどの植物を、マップを使って興味深そうに探していました。
中1 多摩巡検
10月5日(木)、中学1年生は「多摩巡検」を実施しました。これは、「縄文時代に多摩丘陵で生きていた人々に思いを馳せながら、多摩の自然を楽しもう」ということをコンセプトに、考古と自然との両観点から多摩市について学ぶという、校外学習の一環として行っているものです。
1・2組は午前中、3・4組は午後、「東京都埋蔵文化財センター」を訪問しました。学芸員の方々から「縄文時代の暮らしと植物」と「縄文の村でみられる植物」をテーマに講義を受け、「縄文時代とはどんな時代か?」ということに始まり、「当時の人々が食材をどのように選び、どのように食していたのか?」、「(弓づくりに利用されていた)イヌガヤとはどのような素材か?」などを学習しました。展示・体験コーナーでは、縄文土器パズルに挑戦したり、当時の衣服のレプリカを着用したりなど、楽しんで見学していました。
1・2組は午後、3・4組は午前中に、学校周辺の「よこやまの道」を散策しました。「よこやまの道」は残念ながら一部工事中であり、短縮ルートでの散策となってしまいましたが、今も残る多摩の里山の中で、自然を満喫しました。
今回の巡検での気づきや学びがきっかけとなり、本校が立地する多摩市を起点に様々なことを考えることで、今後の生徒たちの思考の幅が広がっていってくれれば嬉しく思います。
中学2年生は10月5日(木)の校外学習で、国立科学博物館(写真)と上野動物園に行きました。事前学習としてクラスごとに、理科Ⅰの授業では国立科学博物館の歴史や見所、理科Ⅱの授業では動物園の存在意義や見所を学びました。
中2 理科巡検
当日は上野駅前の広場に集合し、午前中の国立科学博物館では、事前学習で伝えた博物館の見学マナーを守り、学芸員の方に積極的に質問している生徒を多数見かけました。
昼食は近くの「音音バンブーガーデン」で唐揚げ定食を食べ、特にデザートの抹茶プリンがおいしかったようです。
午後の上野動物公園では、飼育員の方に質問をしたり、動物の写真を撮ったりしている生徒を多く見かけました。中にはアライグマに餌をあげさせてもらった班もあり楽しそうでした。夏休みにグロキャリで訪れたオーストラリアの動物園を思い出した生徒もいました。
事後学習として行ったレポート作成では、上野動物園で見ることができたハシビロコー、国立科学博物館の展示物では恐竜の化石をテーマにした生徒が多くいました。
今回の校外学習を通して、事前にその見学施設を調べてから行くとより楽しめることを実感できたのではと思います。
国立西洋美術館では、常設展のほとんどの作品を撮影しても良いということもあり、気になった作品を写真に撮ったり、友達と作品の感想を語り合いながらまわる姿が印象的でした。
高1 校外学習
10月5日(木)に高校1年生は校外学習を行いました。以前は江戸東京博物館をスタート地点とした下町巡検を行っていたのですが、2025年度まで江戸東京博物館が休館中のため、ここ数年は上野をスタート地点、東京駅をゴール地点としたオリジナルの校外学習を自分たちでつくる形に変更して実施しています。
午前中は上野周辺施設から1カ所を選び見学をします。
国立科学博物館では、「日本館」と「地球館」に分かれた常設展が充実しており、生徒達は地学の授業で学んだことを実際に目で見て楽しめた様子。また、このとき開催されていた特別展「海-生命のみなもと」では、海から回収されたプラスチックゴミなどを集めて作った人や鶴などの作品が展示されており、地球環境への関心を高めた生徒もいました。
他にも国立東京博物館や東京藝術大学大学美術館に足を運んだ生徒もいたようです。
午後は、東京23区内の史跡や施設を自由にまわることになっ
ていましたが、最も多くの班が訪れたのは浅草寺でした。おみ
くじに一喜一憂したり、人形焼きやいちご飴を食べたり大満足だったようです。外国人観光客とコミュニケーションをとった生徒も多くいました。2021年にはコロナの影響で24万人にまで落ち込んだインバウンドですが、今年は7月までの累計ですでに130万人を超えているようです。浅草では特にその傾向が顕著だったのかもしれませんね。
解散は15:30に東京駅でしたが、遅刻もほとんどなく、生徒たちは笑顔で帰路につきました。東京の魅力を改めて感じる充実した1日になったようでした。
最初は留学生の言葉を全く理解できなかったり、話せなかったりして固まってしまう生徒もいましたが、毎日の活動を通して少しずつ笑顔が見られるようになりました。自己紹介をしたり、留学生の国について学んだり、特技を発表したりするうちに、自分の英語が通じる楽しさも感じたようでした。最終日には、全員がしっかりと英語でスピーチをしていました。
中1 グローバル・インタラクション・チャレンジ
10月2日(月)から4日(水)にかけて、本校の国際教育プログラムの一環として「グローバル・インタラクション・チャレンジ」(略称:グロキャリ)が実施されました。通常のクラスに関係なく編成した5、6人のグループに、日本に留学しているの大学院生が一人ずつつき、英語だけの3日間を過ごしました。
次に、参加した生徒が書いてくれたグロキャリの感想文を紹介します。
「時間の重みと英語学習」
私は以前人生の在り方についての本を読んだことがある。「人はみな同じ人生という器を持っている。それに感情や経験という水を入れ、満たしてゆく。水は『一瞬の出来事』で注がれることが多い。」その本には確か、そう記されていた。なぜ一瞬のことが多いのか、私にはわからなかった。だが、今回私が参加したグローバル・インタラクション・チャレンジを通して少しだけ理解できたような気がする。
私はグローバル・インタラクション・チャレンジで色々な人と関わることを目標にしていた。人見知りで英語が話せない、自分に自信がない私にとって達成できるか分からない目標だ。
一日目には留学生に質問をするコーナーがあった。勇気をだして質問をしてみた。変な英語だったが優しく答えてくれた。そのおかげで目標を達成することができた。
しかし、2日目の最後の時間で問題が起きた。全員得意なことのショーをすることになっていたのだが、私だけ出し物がなかったのだ。ずっと考えていたが、一向にアイデアは浮かばなかった。だから勇気を振り絞って留学生に相談してみた。すると優しく接してくれたうえにスピーチをするというアイデアを考えてくれた。そして私はそのアイデアを使うことにした。
スピーチが終わると、私は凄く感動していた。何故だか分からなかった。周りの人や自分にとっても人生の中ではちっぽけなことなのに。
その瞬間私は思い出した。前に読んだ本のことを。その時私の人生の器には水が注がれていたのだ。一度冷静になり他の人を見てみると、ショーが終わっても感動した素振りはなかった。私は理解した。「同じ時間を過ごしていても人によって経験の重みが違う。例えその経験が一瞬でも、それは大切な時間になる。」ということを。
私は時間の重みについて考える機会を作ってくださった先生方に感謝している。もちろん、英語も上達していると実感している。これからも過ぎていく時間を大切にしながら色々な事に挑戦していきたい。
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国際教育プログラムでは、普段とは異なる環境に身を置くために、最初は緊張してしまうこともあるかもしれません。でも、自分のコンフォート・ゾーン(安心できる環境)を出て一歩成長することを実感できるように、生徒の皆さんには様々な国際教育プログラムに勇気をもって、そして、楽しんで参加してもらいたいと思っています。
身近な話題が取り上げられ、時折クイズを交えながらSNSの使い方を自分で考えられるように工夫された講習会でした。クイズの中には、「SNSを利用してメッセージを送る時に関わりのある法律はいくつあると思う?」という問いや「夢の国を利用するときにやってはいけないことは? 1走る 2長い自撮り棒を使う 3野鳥に餌を与える」などもあり、守るべきルールがあることへと話は深まっていきました。
中学 SNS講習会
10月24日(火)に、東京都都民安全推進部ファミリーeルール事務局から講師をお招きしてSNS講習会「使えてる? ネット、スマホをスマートに」を中学全学年を対象に実施しました。
毎年この時期に実施しているSNS講習会ですが、今年は「アバターを使ったことありますか?」、そんな問いかけから始まりました。アバターとはオンライン上でユーザーの分身となるキャラクターですが、ほとんどの生徒が「使ったことがある」と手を挙げていました。
そして、上手にスマホをコントロールする側になるためには、タップをする前に自分の行動の結果を考える(先を読む)、法律・ルール・マナーを守ることが大切である、ということを学びました。また、困ったときには身近な大人や「こたエール」などに相談することを確認しました。
SNSの利用に伴うトラブルに巻き込まれず、上手に利用していくためには、正確な知識に基づいて行動することが大切です。SNSの適正な利用について常に意識を高く持ち毎日を過ごしていただきたいと思っています。
次に「小話」が続き、会場は笑いの渦に包まれました。「だいかぐら太神楽」では、曲芸を見るだけではなく、選ばれた生徒が傘の上で紙風船を回す実演を体験。会場から大きな拍手をもらいました。
中学芸術鑑賞会
10月26日(木)に中学芸術鑑賞会を開催しました。
今年度は古典芸能に親しむということで、5・6時間目に学生会館大講義室で、プロの落語家の方をお呼びして落語を聴きました。
お囃子に迎えられて会場に集合し、いつも講義を聴いている舞台も寄席の雰囲気のセットで、生徒達の気分を盛り上げました。まずは「落語入門」ということで、落語の歴史や「座布団はどこが前か」などの小道具の説明から始まりました。
最後は、特攻隊をテーマにした落語でした。師匠の巧みな話術に、まるで目の前に特攻隊として出陣する青年がいるように感じ、鑑賞希望でいらっしゃった保護者の方々も涙を流されていました。戦争の悲惨さや平和のありがたさを生徒も感じたのではないでしょうか。
これを機会に、古典芸能の落語の面白さ素晴らしさを知り、親しんでくれればと思います。
では、おあとがよろしいようで。
今回の Mufti Day を企画した私たち高校3年生3名は、高校2年生の3学期にニュージーランドでターム留学をしました。それぞれオークランド、クライストチャーチ、ダニーデンの現地校に通い、そこで“Mufti Day”というニュージーランドの文化を体験しました。
Mufti Day の開催
11月9日(木)、この日を「Mufti Day」とし、私服での登校もOKとしました。この企画を提案したのは高校3年生の3人です。
この日の様子はニュージーランド大使館のFBでも紹介されました。
「Mufti Day」とはどのようなものなのか、実施のねらいは何かといったことについて企画者の3人が書いてくれた文章を次に紹介します。
Mufti Day とは、日本の学校と同じように制服の多いニュージーランドの学校で年に1、2度ほど行われる文化で、私服で登校する代わりにゴールドコイン($1、$2硬貨。日本円で100円から200円ほど)を募金する日です。Mufti Day の募金目的はその都度変わるのですが、今回はひとり親支援を募金目的としました。
「学校に私服を着てきて、募金をする」という、日本では今まで体験したことのない文化がとても印象に残ったので、ぜひ大妻多摩の生徒にも体験してほしいと考え、この企画をスタートさせました。
もともと制服がある大妻多摩で、先生方にこの企画を理解してもらうことは大変でしたが、自分たちがやりたいことを実施につなげるまでにどのような準備が必要なのかを学ぶいい機会になりなした。
当日は予想よりも多くの生徒が私服を着て登校し、募金活動に参加してくれました。おかげで、108,755円の募金が集まりました。このお金はNPO法人フローレンスに送り、ひとり親支援をはじめとする、子ども支援に使っていただく予定です。
この企画に生徒の皆さんが主体的に、そして笑顔で取り組んでくれていた印象を受けました。これを機に生徒の皆さんが募金活動というものに目を向けるきっかけになれば幸いですし、ニュージーランドの文化や習慣に関心を持ってくれれば嬉しいです。
最後に、この企画を許可してくださった先生方、参加してくれた生徒の皆さんに感謝します。
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3人が何度も教員側と交渉を重ねてこの企画の実施にこぎ着けたことは、これから大学生、そして社会人になってからも活かせるよい経験になったのではないかと思います。
3人が言うように、これをきっかけに皆さんが募金活動に目を向けるようになってくれること、さらには、募金活動を通じて社会で起こっている問題に興味・関心を持つようになってくれることを期待しています。
10月25日(水)、中間考査翌日の臨時休校日に、東京農業大学 生命科学部の見学ツアーを行いました。当日は中3~高2の希望者13名と保護者3名が参加し、世田谷キャンパスにある「農大サイエンスポート」という都区内最大級の教育研究施設を訪れました。教授の先生に研究内容を分かりやすく説明していただいたり、実際に研究を行っている様子を拝見したり、研究室に配属されている女子学生に研究内容や高校時代の勉強・進路についての考えをうかがったりと、盛りだくさんの内容で、参加者にとっては充実したひとときを過ごすことができたようです。
東京農業大学 生命科学部 見学ツアー
今回参加した生徒の感想を少し紹介します。
生徒の感想
*そもそも大学って何をするところなのか具体的に知らず、理系・文系に分かれた学校へ行き勉強するものだと思っていた。今回、実際に大学の校舎に入り、学生が研究を行っているところを見て、将来について具体的に想像しやすくなった。また、先輩方のお話を聞き、知らなかったこと、知りたかったことが分かった。
*私が行く前まで農大は「農業、畑」のイメージがあったのですが、今回実際に行ってみて「化学や研究開発の実験」というのがとても印象に残りました。(中略)特に、分子生命科学科での薬の中のタンパク質を細胞に合うように変形させるという研究の説明を聞いて、私は医薬のことに興味があったので、次もし見に行けたら、その学科の研究内容のことなど調べたいなと思いました。
*農大には以前にも何度かオープンキャンパスや収穫祭で行ったことがあったため、今回の参加も迷いましたが、研究棟など、普通は入れないところまで見ることができて、行って良かったと心から思いました! 高2になって「基礎」ではない「生物」を勉強し始めてから大学の研究について話を聞くのは初めてでしたが、以前よりも理解できる部分が増えて、大学受験や大学での勉強に向けた準備が始められているのを実感できて嬉しかったです。
今回の企画は、生命科学部の冨澤元博教授から「普段のオープンキャンパスでは見ることのできない、普段の大学・研究室の様子を見てもらいたい」というご提案から実現したものです。研究・指導でお忙しい中時間を作っていただいた冨澤教授をはじめとする東京農業大学の皆さまに深く感謝いたします。
今年もあっという間に残すところ十日あまりとなってしまいました。この一年を振り返って、皆さんはどのような出来事が印象に残っていますか? 世界では戦争や紛争が起こったり、“地球沸騰化”の危機が叫ばれたりと、深刻な問題が続いています。一方、日本ではスポーツ選手の活躍が国民を勇気づけてくれることが多かった一年だったように思います。活躍する人たちから勇気や元気をもらって、また来年も頑張りましょう。それでは、よい年をお迎えください。
編集後記