OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

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【校長室より】ニュースレター「多摩の風」vol.11

更新日時:2023年3月31日

【校長室より】ニュースレター「多摩の風」vol.11



ニュースレター「多摩の風」とは

2021年度から管理職が代わり、本校の多彩な教育活動とその魅力を皆さんに紹介したいと思い、整理・編集したのがニュースレター「多摩の風」です。生徒には紙で配布しておりましたが、校内外問わずご好評をいただいていたので、今年度からはHPでもご紹介する運びとなりました。ぜひ、ご覧ください。(一部内容につきましては、学校生活ブログでも紹介しております。)


PDFとしてのダウンロードはこちらから可能です。(「多摩の風」vol.11 )

過去の記事



セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使による講演会


ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、12月12日(月)にセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使を本校にお招きして講演会を開きました。高3の生徒と高2の生徒が英語で司会・進行役を務めてくれました。当日の様子は『朝日中高生新聞』(1/22)でも紹介されました。

 講演の前半では、ウクライナがどういう国であるか、スライドを使ってわかりやすく紹介してくださいました。国章の意味、日本のサムライ文化とウクライナのコサック文化との共通点、ウクライナの民族衣装(右・真ん中の写真)・民芸品・食文化、クラシック・バレーの人気が高いこと、教会建築、地方の美しい風景などが紹介されました。

 後半は戦争について。私たち日本人の間では、ウクライナの戦争といえば昨年の2月から始まったものと認識している人が多いと思いますが、大使は、戦いは2014年にクリミア半島がロシアに併合されたときから始まっており、すでに8年間戦い続けているとおっしゃっていました。日本に限らず、国際社会はロシアによるクリミア半島の併合にあまりに無頓着だったのかもしれません。

 昨年の2月からの戦争については、4,500発の巡航ミサイルの攻撃を受け、各地の約400校の学校や数百の病院をはじめ民間人に対する攻撃が続けられていること、1,200万人が避難、そのうち800万人が国外に避難、男性は戦う義務があるので国外には出られず、国外避難民の95%は女性と子どもであること、女性でもウクライナ軍に参加している人が5千人近くいること、といった胸の痛むようなお話が続きました。
 この会の最後に設けられた質問を受け付ける時間に、生徒から次のような質問が出ました。

「私たちは、ウクライナの今の大変な状況を知って、何か自分たちにできることはないかと考えています。でも、多分、ここにいる人たちの多くは、ウクライナのためにできることといってもほんの小さなことしかできないというのが実情だと思います。私たちは、ウクライナのことを“知る”ことによって、それを何につなげていけばよいのでしょうか」

 この質問に対する大使の回答の要点は次のようなものでした。
「皆さんは将来、大学に入り、社会人になる。日本の社会を作っていく人になりますね。将来の日本は、世界の中でどういう位置を占めることになるのでしょうか。どういう位置にあるべきでしょうか。それを考えるあたっては、世界のことを知らないといけません。
 ウクライナの問題は一地域の問題ではありません。第二次世界大戦後、多くの人々の努力によって、武力による侵略は地球上からなくなったと思いました。しかし、ロシアがウクライナに対して侵略戦争を起こしている今、世界は過去に戻ってしまったようです。
 民主主義・人権に対して世界の人々が意思を統一することが大切です。第二次世界大戦後、日本をはじめ多くの国々が、未来に向かって進歩していきたいという意思を示し、民主主義を発展させてきました。世界は19世紀、20世紀のような力が支配する時代に戻ってはいけないのです。
 未来に向かおうとしている皆さんは、それぞれの夢を持ち、それをかなえるための道を考えていることでしょう。そのとき、ウクライナで起こったことを“知る”ことが大切です。ウクライナを分析し、同じようなことが自分の身の回りに、自分の国に起こらないようにすることが大切なのです。」

 公務でお忙しいなか本校にお越しいただき、私たちに貴重なメッセージを送ってくださったセルギー・コルスンスキー大使に心から感謝申し上げます。




中学生7人が「第13回 いっしょに読もう!新聞コンクール」で優秀賞受賞!


 中学の社会科では夏休み課題として、新聞記事を選び要約してまとめ、家族や友人などに説明し、その意見を聞いてまとめるコンクールに応募しました。自ら興味のある出来事について調べる「探究力」、新聞を読み込み何が重要かを自ら整理してまとめる「読解力」、そしてそれを周囲に向けて発表し、わかりやすく伝える「伝達力」の三つの能力を伸ばしてもらうことを目的としています。また、最近ではネットからでも簡単に情報を得ることができるようになり、中には真実かどうかあやしい情報も数多くあります。そういった中で質の高く信頼の置ける情報に触れる、メディアリテラシーを向上させる目的もあります。

 応募の結果、東京都だけで小中高あわせて1万人余りの応募の中からわずか48名の優秀賞に、本校から中1で2名、中2で4名、中3で1名の計7名が選出され、2学期の終業式で紹介されました。昨年は3名でしたが今年は7名と、より多くの方が表彰される結果になりました。また応募した皆さんのおかげで、大妻多摩中学校は東京都の中学校部門において最優秀賞を受賞し、右に掲載した賞状をいただきました。皆さんの日頃の興味や関心がこういった結果につながっています。これにとどまらず、引き続き視野を広げられるよう努力し、力を伸ばしていってもらいたいと思います。




スキー教室



 12月21日(水)~12月24日(土)、3年ぶりにスキー教室を実施しました。中1~高2の希望者104名が参加しました。スキー教室実施期間中、志賀高原一ノ瀬ファミリースキー場では、積雪が少なかった影響で宿の前にあるリフトが動いておらず、離れたリフトまで歩いて移動し、レッスンに向かいました。

 レッスンは初心者から上級者までレベル別でグループが組まれました。各グループ1名インストラクターの方がついてくださり、生徒たちは4日間安心して練習に励むことができました。

 初日は到着後、午後のみレッスンがあり、初めてスキーをする人は転び方、起き上がり方、止まり方などの基礎を楽しみながら学んでいました。2、3日目は午前・午後と練習がありました。多少疲れが出ましたが、美味しいご飯とあたたかいお風呂が生徒たちの心と体を癒やしてくれました。また、3日目の午後には検定(SAJバッジテスト)があり、それぞれが受験級の合格を目指し、一生懸命頑張っていました。最終日には閉校式にて表彰がありました。4日間スキーに打ち込み、やり切った生徒の皆さんの表情は達成感に満ちあふれていました。

 全体として、班長、室長、上級生を中心に周りを見てよく動いてくれたと思います。学年を超えての宿泊行事は貴重な機会で、どの学年にとっても良い刺激になったと思います。  来年のスキー教室も楽しみに待っていてください。






明治を企業訪問


 12月22日(木)、高校1・2年生の生徒25名が、東京薬科大学の主催による『株式会社 明治イノベーションセンターへの企業訪問』に参加しました。

 八王子市にある明治イノベーションセンターは、株式会社 明治が商品開発や研究戦略の機能を統合するために設立した研究所です。自由で柔軟なコミュニケーションがとれるように、研究スペースとコミュニケーションスペースが見事に融合した建物で、入るだけでわくわくしてしまう空間です。生徒の皆さんは、研究所内を歩きながら、普段は聞けない「大企業のお仕事の裏側」について、興味深そうに質問を重ねていました。

 大妻多摩と東京薬科大学は、高大連携協定を締結しています。この協定は、本校の生徒が将来の夢を実現できるように東京薬科大学と協力体制を築き、さまざまな交流・連携事業を推進していこうとするものです。実習や各種イベントなどの企画に参加して、生徒が未来への視野を広げていく機会として、今後も積極的に企画を行う予定です。

 なお、本事業は科学技術振興機構(JST)「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」事業に採択された「TAMAリケジョ育成プログラム」の一環として実施されました。東京薬科大学のHPでも掲載されていますので、ぜひご覧ください。






トルコ・シリア大地震への支援募金活動


 2月13日(月)の登校時、高2の有志生徒が玄関に立って「トルコ・シリア大地震」への募金活動を行いました。前もって連絡網で募金の実施を知らせていたこともあってか、多くの生徒がたくさんの金額を寄付してくれました。中には1万円も寄付してくれた生徒も。朝だけの募金活動で14万4,946円の寄付が集まり、日本赤十字社に寄付させていただきました。

 日本ではいまだに2011年に起きた東日本大震災の傷が癒えません。その東日本大震災で亡くなられた方、行方不明の方の数は約2万2000人に上りますが、今回のトルコ・シリア大地震では亡くなられた方の数が5万人を超えています。どれほど甚大な被害なのか、想像もつかないくらいです。

 大妻多摩ではトルコセミナーを実施したり、シリア人の教授や留学生が来校して講義してくれたりと、何かと縁のある国々。遠く離れていても、被災地を応援していきましょう。  今回、生徒の皆さんが海外で起きた出来事に目を向けて、自主的に行動を起こしたことはとてもすばらしいことだと思いました。




合 唱 祭


 2月14日(火)、「府中の森芸術劇場」で合唱祭が開催されました。3年ぶりの開催となり、中学の3学年にとっては初めての合唱祭となりました。

 マスクを着用しながらの演奏だったのでかなり歌いづらかったと思いますが、どのクラスも練習の成果を発揮し、素敵なハーモニーを作り出していました。もう十年以上、本校の合唱祭の審査員としてお越しいただいている仁階堂孝先生からも、「大変感動しました。ちょっと大げさに言えば、涙流しながら聞いていました」というお言葉をいただきました。

 仁階堂先生が「どのクラスも100点!」とおっしゃるなかで受賞したクラスは、

最優秀賞  高校2年3組 「サザンカ」
高校優秀賞 高校2年2組 「花になれ」
中学優秀賞 中学3年4組 「手紙~拝啓十五の君へ~」
校長特別賞 中学1年4組 「空も飛べるはず」

 これによって今年度、完全な形ではないにせよ、本校の三大行事である体育祭・文化祭・合唱祭を全て実施することができました。来年度は少しでも本来の形に近づけられる状況になってくれることを祈るばかりです。次回の合唱祭では、マスクをはずしてよりパワーアップした歌声がホールに響くことを願っています。





高1「探究基礎」発表会


 2月25日(土)3限、高1の「探究基礎」の発表会が行われました。

 本校では探究活動を高1のカリキュラムに取り入れており、その授業はクラスの枠を越えた8つのグループに分けて行われます。この探究活動の過程で、判断力や思考力、協働力、表現力などの多様な学力を向上させてほしいと願っています。

 今年度は、5月に開催された出張授業などをきっかけに一人ひとりがテーマを決め、「問い」を立て、1年間そのテーマについて取り組んできました。2学期には「情報」の授業とコラボし、情報デザインと情報コミュニケーションの単元を利用してプレゼンテーション用のパワーポイントも作成しました。そのパワーポイントを利用して各グループで発表会を行い、優秀作品を選びました。そして、各グループから選ばれた人たちによる全体発表会がこの日に実施されました。以下にテーマを紹介します。

「火星地球化計画」
「義務教育はなんのためにあるのか」
「肌が潤うためには」
「未来の機内食
「高1に東大理系数学は解けるのか」
「気候変動~東京は日本の首都であり続けられるのか~」
「プロ野球の集客について」
「水を上手く描くにはどうしたらいいのか」

 どの発表も知的好奇心がくすぐられるようなワクワク感がある、とても楽しい内容でした。今回の全体発表会で発表した人たちに限らず、皆さんにはこの1年間の探究活動の経験を今後の人生に活かしていってもらいたいと思います。





第82回全国教育美術展において地区学校賞(教育委員会賞)受賞!


 全国教育美術展は、全国から10万点の応募がある、大正時代から続いている伝統のある美術展です。今回のこの美術展において、本校が地区学校賞(教育委員会賞)を受賞しました。この賞は、各都道府県にある幼稚園・小学校・中学校の中からそれぞれ1校ずつに贈られる賞です。つまり、本校は東京都から選ばれた唯一の中学校ということになります。本校生徒の作品が全体として高く評価されたことを大変嬉しく思います。

 近年、教育現場ではアートを通じた教育活動が注目を集めています。自由なアイデアで作品を制作したり、美術鑑賞の際に意見や感想を交換することにより、思考力、創造力、観察力、コミュニケーション力、そして多様性を身につけることが期待されるからです。そうした力を身につけることは、AIにとってかわられることのない心豊かな人間を育てることにもつながります。生徒の皆さんには、これからも自由な想像の翼を羽ばたかせてアートを楽しんでもらいたいと思います。





第61回全国高等学校生徒英作文コンテスト 優秀賞 受賞!


 本校では例年、全国英語教育研究団体連合会(全英連)が主催する英作文コンテストを生徒たちに紹介しています。この英作文コンテストは、昭和37年より文部科学省他の後援を得て実施されてきたもので、今年の「2・3年の部」には1,045名の応募がありました。大妻多摩からは、昨年、現高3生が初めてこの大会で入賞しました。今年は高2年生が「2・3年の部」に挑戦し、全国で、最優秀賞1名に次ぐ優秀賞5名のうちの一人に選ばれました。なお、全国の表彰者は、http://www.zen-ei-ren.com/?p=2339 からご覧になれます。

 今年のお題は “A local problem that we should solve” でした。受賞した生徒の英文は、子ども食堂でのボランティアの実体験に基づいており、どのような支援をしているかが具体的に示され、説得力があることが評価されました。身近な社会問題に高校生としてどのように取り組めるか、また、行動を起こすことの大切さを考えさせられる内容です。

 今回の大会に出場してみた感想を生徒にまとめてもらいましたので、以下に紹介します。ぜひ後輩の皆さんも次年度以降、この大会に挑戦してみてください!

受賞コメント
 今回このような素晴らしい賞を頂くことができて、とてもうれしく思います。
 夏休み前にこのコンテストについて知ったとき、“A local problem that we should solve” という今年のテーマが、私が興味をもっており将来も学んでいきたい分野であったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。
 作文は、自分が子ども食堂のボランティアを通して感じたことや考えたことをまとめたものですが、600語もの長文の英作文を書くのは初めてでしたし、決められた語数の中で、読んでくださる方に少しでも自分の思いを伝えるためにはどのような表現を使えばいいのか、その選択に苦労しました。しかし、そのように迷路に迷い込んでしまった時にも、学校の英語の先生から励ましとアドバイスをいただき、なんとか自分の納得のいく作品を書き上げることができました。
 今回のこの経験を通して、私は大切なことをいくつも学びました。英語のたったひとつの単語が持つ深い表現、作文をまとめていくうちに見えてきた自分の将来、そして最後まであきらめないで挑戦を続けることの大切さ。今回学んだこれらのことを自分の大切な宝物にして、これからもいろいろなことに挑戦し、学びを深めていきたいと思います。





中学バトン部 都大会初ノードロップ賞受賞&関東大会金賞受賞!
高校バトン部 関東大会金賞受賞&第50回全国大会出場!


 今年度、中学バトン部は本校史上初となるノードロップ賞(演技中に一度もバトンを落とさないこと)を都大会で受賞し、関東大会でも2014年以来8年ぶりとなる金賞を受賞することができました。

 高校バトン部は、関東大会で金賞を獲得し、全国大会出場が決まりました。12月10日(土)、幕張メッセにて第50回バトントワーリング全国大会が実施され、銀賞を頂くことが出来ました。中高両部長のコメントを紹介します。

高校バトン部 部長より
 ごきげんよう。私たち高校バトン部は、12月10日に「第50回バトントワーリング全国大会」に出場しました。第50回全国大会という記念すべき年に出場することができ、大変嬉しく思います。今年はコロナ禍以降中止となっていた夏合宿や文化祭のステージでの披露が約3年ぶりに出来るようになり嬉しい反面、慣れないことも重なりとても大変な1年となりました。文化祭の練習も大会の練習もあり、時間が限られている中で1回1回の練習を大切にし、何よりも先ず練習を楽しみ、自分たちの力を信じて努力を重ねてきたこと、そして、顧問の先生方や家族をはじめとする多くの方々の支えが全国大会出場に繋がったと思います。
 この5年間、仲間と支え合い、助け合い、様々な壁を乗り越えてきた経験は自分の人生の宝物になったと思います。ここまで成長させてくださった先生方、先輩方、両親、私たちを支えてくださった全ての方々に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

中学バトン部 部長より
 私たち中学バトン部は9月18日(日)に行われた「バトントワーリング東京都大会」にて、この部で初の一度もバトンを落とさないノードロップ賞を受賞しました。来年、中学3年生は高校チーム、中学2年生は中学チームと別々のチームになってしまいますが、私たち中学3年生は初の高校の部出場で良い結果を残せるように高校生の先輩方についていけるよう、より一層練習に励みたいと思います。また、中学2年生には私たちの代で果たすことができなかった初の中学バトン部全国大会出場を目指して頑張ってほしいです。





「研究者大喜利」の紹介


 2月10日(金)に大手町で、若手研究者のコミュニティであるAASN(アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク)が主催する「研究者大喜利」が行われました。「研究者大喜利」というのは、世界最先端の研究をする若手研究者たちと一般参加者とがワクワクする未来世界を夢想し合う対話型サイエンスエンターテイメントです。過去に「漫画の世界を一緒に実現するぞ!」、「気候変動を食い止めろ!」、「テクノロジーで拓くインフラの未来」といったテーマで行われてきました。今回のテーマは「研究室&研究機材に囲まれて研究の未来を語る!」でした。

 この日はあいにくの大雪でしたが、本校から3人が参加しました。その中から中学3年生にこの企画を皆さんに紹介する文を書いてもらいました。

「はじめに、研究者大喜利が理系の方ばかりが集まっていて理科や物理、化学が嫌いな私はきっと研究者の皆様が何をいっているのか理解できないだろう、と思っている方いませんか? そんなことありません。私は理系科目が大の苦手ですが、とても楽しめました。研究者大喜利の内容としては、それぞれの分野のプロの方が集まって世の中の研究者達の困りごとへの解決方法、また実現可能かどうかを話していました。例えば「ものがなくなってしまう」という困りごとに対して、研究者の方々は私とは全く異なる観点から解決方法を出していて、話を聞いていてとても楽しかったです。他にも泡の研究をしいている方は、泡によって将来的に癌をなくすことができるかもしれないと話してくれました。今回の研究者大喜利で私は、人の「可能性」を知ることができました。少し前まで「実現不可能だ」と多くの人から言われていたことが目の前にいる研究者の方々により「可能だ」というのを聞いていて勇気をもらうことができました。研究者大喜利では皆さんが自分の可能性を信じてこれから多くのことに挑戦していくために必要なメソッドやヒントを教えてくれると思います。興味があったらぜひ行ってみてください。」

 なかなか面白そうな企画ですね。こういう学校外の企画にも積極的に参加して、自分の世界を広げていきましょう。





編集後記

 発行から2年目の『多摩の風』は、昨年度よりも1本増やして今年度は6本発行しましたが(第6号~第11号)、それでも皆さんがいろいろな場面で生き生きと活動している姿は紹介しきれていないという思いが強いです。新型コロナウィルスの感染も収束しつつあるので、来年度はより一層、校外も含めて皆さんが活動できる範囲が広がることでしょう。『多摩の風』に書ききれないくらい活躍してくれることを期待しています。

 最後に、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの今後の益々の成長を祈念しています。