OTSUMA TAMA Junior and Senior High School

学校案内

【校長室より】校長退任のご挨拶

更新日時:2021年3月29日

【校長室より】校長退任のご挨拶

校長退任のご挨拶

谷林 眞理子


大妻多摩中学高等学校の生徒のみなさん、保護者のみなさま、そして先生方、6年間大変お世話になりありがとうございました。みなさまのおかげで2期6年の任期を無事終えることができました。
    
私が校長をお引き受けした2015年には新図書館であるアカデメイア棟が竣工しました。ギリシャの哲学者プラトンの学園にならった3階建ての図書館は、大妻多摩の学問の象徴となりました。
さらに2019年大妻学院は110周年記念を迎えて講演会などが開催され、同時に大妻多摩高等学校の創立30周年を記念して「欅並木の階段上り」で始まる谷川俊太郎さん作詞、谷川賢作さん作曲の校歌が作られました。
そして今年度はコロナ禍のなか、新学期から通常の時間割通りにオンライン授業が行われ、2学期からは対面とオンタイムの併用により無事授業を行うことができました。体育祭や文化祭も延期や短縮ではありましたが実施できました。

このようにこの6年間大妻多摩では記念すべきイベントが行われ、さまざまな改革が行われてきました。生徒のみなさんのおかげで私は毎日わくわくする刺激的な日々を送ることができました。生徒は禁じられているスマホで写真を撮ることについては朝礼で了解していただきましたが、事情を知らない中学生からは注意されることもありました。でも行事のたびにみなさんはスマホ越しに心からの笑顔で応じてくださってうれしかったです。

早朝の演劇部の発声練習、昼休みに歓声をあげながら2体で鬼ごっこする中学生、放課後に聞こえる吹奏楽部のパート練習、合唱祭が近づいた頃に校舎のあちこちから聞こえる歌声など懐かしく思い出します。大妻多摩中高の30余年の歴史のなかの6年間をみなさんと一緒に過ごせたことはなによりの喜びです。

昨年からの新型コロナウィルスの世界的蔓延により、教育現場も様変わりし、学習方法も変わりました。来年度からさまざまな新しい試みがスタートします。楽しみにしていてください。それでは大妻多摩中学高等学校のますますのご発展を心からお祈りしております。
 
ごきげんよう!!!