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Mariko’s Monthly News 10月(ドイツから留学生)

更新日時:2019年11月4日

Mariko’s Monthly News 10月(ドイツから留学生)

ドイツから留学生

今年もドイツから留学生が3名大妻多摩に来ました。

昨年から始まったこのプログラムは、ドイツ人生徒と日本人生徒の交換留学制度で、それぞれの国の生徒が互いの国の家庭に滞在するというプログラムです。今年来日したのはSimona(ジモーナ)さん、Annika(アニカ)さん、Violeta(ヴィオレッタ)さんの3人。ドイツのBielefeld(ビーレフェルト)にあるBerufskolleg Senneの3年生で、グラフィックを勉強しています。

Bielefeldについて

Bielefeldはデュッセルドルフから航空機で1時間、車で2時間ほどの場所にあり、7世紀ぐらいから都市として栄えた城下町です。

城下町といっても現在は城跡しか残っていませんが、そこから市街を見渡すと高層ビルなどほとんど見られず、中世の趣をいまだ残している落ち着いた街です。市内には大学や美術館、博物館もあり、知的障がい者やてんかん患者を支援するベーテル財団があることで知られています。このベーテル財団には1993年に上皇后陛下が訪問なさってから日本との関係が深まり、その10年後には日本庭園が造られています。またこの財団創立150周年を記念して日本で記念式典が開かれる際には上皇后陛下がご臨席になるそうです。



Berufskolleg Senneについて


Berufskolleg Senneは化学、映像、印刷、デザイン、グラフィックなどの専門分野を学べる国立の技術専門高校であり、そのまま大学に進学する生徒もいれば、即戦力として専門職に就く生徒もいます。



本校での留学生たちの様子



今回留学してきた3人は日本のアンメーションにも関心があり、滞在中に大坂から京都・奈良、そして福岡まで旅行して日本文化に対する知識を深めたようです。3人はすでに日本語を勉強しているので多摩の生徒とのコミュニケ-ションは英語と日本語。英語や数学の授業のほか、体育、美術、家庭科などの授業にも出席し、放課後にはマンガ・イラスト部や茶道部の活動にも参加しました。


家庭科調理実習では、親子丼を作りました。

茶道も体験!





ページ最上部の写真は、本校図書室で、引率の呉先生と一緒に撮影した1枚です。


大妻多摩の生徒3人は三学期が始まる来年の一月にはドイツに出発します。寒い時期ですが、生徒たちはBerufskolleg Senneでの生活が楽しみでたまらないようです。