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Mariko’s Monthly News 9月編(ちょっと良いお話と文化祭準備)

更新日時:2019年9月13日

Mariko’s Monthly News 9月編(ちょっと良いお話と文化祭準備)

大妻多摩のちょっといい話

 

先日、二人のお子さんを連れて小田急線快速に乗っていたあるお母様からこんなメールをいただきました。

抱っこひもの中で赤ちゃんが床に吐いてしまい、床をティッシュで拭いていたところ、本校の生徒二人が使ってくださいとビニール袋を差し出してくれたといいます。

「とっさに手を差し伸べてくれる勇気と機転に感謝します。そのまま素敵な女性に成長していってほしいと強く思いました。学校からも褒めてあげてほしい」という内容でした。

小さな子ども連れで電車移動することはとても厳しいし気を遣うことです。まして赤ちゃんが具合が悪くなって吐いてしまい、もう一人のお子さんもいるときに、そのお母様はさぞ大変な思いをなさっていたことでしょう。そんなときに生徒から親切にされてどんなにうれしかったと思います。

困っている人がいたら手助けをするのは当然のことです。例えば電車の中でお年寄りに席を譲るといっても、もしかしたら断られるかもしれないとかあれこれ考えているうちその人が電車を降りてしまったり。とっさの判断で誰かを手伝うというのはけっこう難しいことかもしれません。

そこで翌日の朝礼のときに私が全校放送でこの勇気ある生徒の行いについて紹介しました。二人の生徒は中学二年生だということがわかりましたが、まさか自分たちのちょっとした行いが放送されるとは思ってもいなかったかもしれません。皆さんには日頃から他人に対して親切な行いが自然にできるようになって欲しいと思います。逆のこともあります。おしゃべりに夢中になって人の迷惑になっていませんか?他人を思いやる気持ちは大人になってもとても大切なことなのです。

第32回欅祭開催

 

さて9月14、15日は欅祭です。

12日には4時間目から準備に入りました。文化祭実行委員がマイクで各教室からの机や椅子の移動を指示し、生徒たちは体育館に机や椅子を運び入れます。その後は各クラスでの研究展示のための準備です。

外装、内装とテーマに沿って飾り付けていきます。今年の欅祭のスローガンである「奏」「いくつもの時代が重なりあって今、私たちがある」という意味。令和元年の今年、過去があるから今があるということで様々な時代を研究した展示が多く、私たち大人には懐かしい企画が多いのですが、生徒たちには過去の出来事や風俗などは新鮮なのかもしれません。

中学生と高校生が共同して全校生徒で作り上げる文化祭です。女子生徒はみんな力持ち、男子の手を借りなくても運営のなにもかもしっかりできます。本物の女子力の見せ所、今年の欅祭のできが楽しみです。

 

 机や椅子などを移動させる生徒たち

   
   

開催に向けて一心不乱に準備中!